2009/12/30

土佐日記ランキング2009

パンパカパ〜ン!!!



今年もやります。



土佐日記ランキング2009!!!



私がバーチャル和歌山さんでブログを初めて、2年ですが、



2009年もあれやこれやと書いてきました。



そんな「あれやこれや」を先輩とひとみちゃんに検証していただき、



発表します!!





まず、

第10位

「しよそうな人やね」

評:土佐弁のおもしろいニュアンスがでていて良い。





第9位

青沼静馬ごっこ

評:とってもおもしろかった。



第8位

野球帽のひさし

評:大発見だった。



第7位

ある意味ギャル男

評:驚きだった。



第6位

きっと彼もB型

評:ポチャオ君の日常がよくでていた。



第5位

さー、うん!

評:高知をよく紹介できていた。



第4位

人の名前じゃないのよ〜

評:笑えた。



第3位

難解な質問10

評:樋口了一さん、ごめんなさい。



第2位

十二単

評:そんなまぶたをイメージして、何回も笑えた。



第1位

今や血圧計は一人一台の時代!!

評:日本文化センターさんのオーバートークな表現が面白かった。



皆さんの予想はあたりましたか?

予想が当たった方には、もれなくわたくしの投げキッスが届きます。

なんちゃって。



ちょっとそこのおっさん、「予想なんてしてねーよっ」てそこで言わないの。





今年は、昨年以上に沢山の記事をアップしていたようで、審査員も途中からだいぶめんどくさそうでした。

えへ。

とはいえ、来年も(頑張らずに)つらつらと続けて参りますので、どうご期待ください。



よいお年を〜♪



2009/12/25

サーファー気取り

びっくりです。



「サーファー気取りアメリカの彼〜♪」



なんて、つい口ずさんでしまう、あのフジファブリックの志村正彦さんがお亡くなりになったなんて。



「サーファーキング」とか「虹」とか「若者のすべて」とか・・・好きだったな。



まだまだこれからと思っていたので、残念でたまりません。



お若い方が突然お亡くなりになると、人生について考えさせられます。

2009/12/23

土佐・龍馬ゆめ燈籠




来年の大河ドラマ「龍馬伝」とリンクさせて



高知では「土佐・龍馬 であい博」というものが開催されます。



期間は、2010年1月16日(土)〜2011年1月10日(月・祝)です。



そのプレイベントの一つとして、現在「土佐・龍馬ゆめ燈籠」が開催されています。



高知県各地でキャンドルライトのデコレーションを楽しめます。



先日、伊丹に住む友人が家族と共に高知に突然やって来ました。

(アンパンマン列車に乗れたと大層喜んでいた。)



彼らと一緒にメイン会場の高知城へ出掛けました。



とってもきれいで幻想的でした。



















ブレてます。すみません。グラスのなかのロウソクがとってもきれいでした。







色とりどりのどでかいロウソクが並べられています。ロウソクの中心部がどんどん溶けてえぐれていて、

ロウソク自身のなかの炎がぼんやりと透けて見えます。きれい。


















牛乳パックでつくった町並みです。中心にあるのは教会のようです。

とってもファンタジック。





他にも沢山のキャンドルアーティストの方や、地元の学生さん達の作品で彩られていました。



展示だけでなく、特設ステージで詩人の方やアコースティックギター奏者の方のライブもあって

雰囲気満点でした。



友人の子どもは大興奮で、あっちこっちでロウソクを倒しそうになっていました。



その子は「しんたろう」という名前だそうで、



「やっぱり、都知事にちなんで?」ときいてみました。



「何がやっぱりなん? もちろん、そんな訳ありません」との回答でした。



また来てねー。

2009/12/17

きっと彼もB型

ハローハローハロー。

よっ!久しぶり^^



ブログ更新します。ほほほ。

いやー、ネタはあるんだけどね、ちょっと整理できてないので、更新遅れがちですね。



tiotioブログを楽しみにして下さっている数少ない読者の皆さん、めんご。





さて、早速今朝の出来事から。



ポチャオ君は毎朝7:30頃に家を出ます。



が、今朝は7:15頃に「あ、宿題やってない」などとぬかしてけつかる。



そして、先生が事前に配っていたとおぼしき原稿用紙をおもむろにランドセルから出し、

下敷きを敷いて、筆箱から鉛筆を取り出してます。



↑この動作が悠然としてて全然焦ってないところがちょっと笑えた。



先輩が「えぇ!?今からやるが?」と(焦り気味に)たずねると



ポチャオ君「今からやるが?って今からやるがよ」



と、のんきに返事しながら宿題にとりかかりました。



私がケラケラ笑っていると、ポチャオ君「父さんも変な事きくなあ」とつぶやいてました。







私が夕方帰宅したとき、ポチャオ君はまだ帰っていませんでした。

(最近学級閉鎖の穴埋めで補習があり、帰宅が遅い。)



なのにテーブルには筆箱がぽつり。



あいつ、宿題ぎりぎりにしたから今日は筆箱忘れたんやな。



さぞかし学校で困ったやろうなあ。とまた少しおかしくなりました。







ポチャオ君が帰って来たので、「あんた、筆箱忘れたやろ」とニヤニヤしながら言ってみましたら、



「そうなんよ。でもねえ、先生が教室の鉛筆削りにささってる鉛筆を指して

『この鉛筆誰の?』ってきいたんよ。それ見たら僕の鉛筆やったんよ。

しかもね、うと君が『物差し落ちてたで、誰の』って言ってたから見たら、僕の物差しやったんよ。だから全然困らんかったで」



と、反省の「は」の字もありませんでした。



どんだけ学校に色々バラまいてんのよ。



このマイペースぶり。絶対彼もB型だと先輩(A型)はふんでいます。





2009/11/09

太宰府 梵鐘・戒壇院






福岡市から太宰府市へ行くと、天満宮の手前に「観世音寺」というお寺があります。



ここには国宝の梵鐘があります。



この鐘は、日本最古の釣鐘です。西暦700年頃のものだそうです。



写真は今イチですが、全然「国宝だぜー」ってかんじじゃないんですよ。本当にひっそりと、フツーにあるんです。


















感動しました。



太宰府といえば天満宮人気で、この観世音寺はあまり目立たない存在なのだろうか。



ほんとうに、ひっそりとあります。



同時代の鐘が他にもあるそうですが、ひびが入っていたり、腐食が激しかったりするそうです。

けれども、この鐘は今も現役で大晦日には鐘をついているそうです。



地元の人に、「さぞ大晦日は大勢の方が来られるでしょう。」と訊ねると、



「それがそうでもないんですよ。みんな天満宮に行くからね。」だって。



すげえ!穴場じゃん!!



私が福岡に住んでたら毎年いそいそと行くよ!



古の人もついたその鐘を21世紀の我々もつけるなんて、そんな幸せないよ!







観世音寺は奈良時代は、九州の寺院の中心的立場でした。で、周辺には史跡がたくさんあります。



すぐ脇には「戒壇院」があります。
























私はこの「戒壇院」がめっちゃ気に入りました。



寂びた雰囲気がなんというか・・すばらしいです。



















戒壇とは、僧として守るべき戒律を授けるところで、ここで戒を受けなかったら正式の僧とは認められなかったそうです。



奈良の東大寺・下野(栃木)の薬師寺と並んで奈良時代は三大戒壇と言われたそうです。



すごくいいです。



今は、禅寺として観世音寺からは独立しています。





太宰府。史跡と共存してる町。ローマみたいなところですね。





初もつ鍋 in 博多




福岡に行く機会がありました。



夕食は軽くいただいたのですが、ホテルに戻ってから少し小腹がすいたので、

ラーメンかもつ鍋を食べてやろうとホテルを出て博多駅の周りをうろうろしていると、



ジモティーが集いそうな食堂がありました。

まだまだ昭和のかほりを残したその佇まいに無性に惹かれるものがありました。



もつ鍋を出す店のようです。



心は博多豚骨ラーメンの白湯(バイタン)スープに傾いていましたが、一気に形勢逆転。



10分後には、この鍋↓の前で座っていました。
















もつ鍋。初体験。うふ。



おいしかった〜。



大体作り方と味付けがわかったので、今度家族に食べさせてあげよう。



鍋をセッティングしてくれたおばちゃんの話によると、サラリーマンに大人気の店らしく、平日の方が忙しいらしい。



私の座ったテーブル以外は全員野郎でした。



アルコール類もかなりお安く、大衆割烹らしいメニューがずらり。



サラリーマンの天国なのねきっと。
























大衆割烹 寿久(ひさきゅう)



帰宅してからヤホーで調べたら、かなり老舗の大衆割烹だったようです。

サラリーマンに愛され続けているのね、きっと。

あの雰囲気、好きやわ〜。



兪華濬 ユ・ファジュン氏の講演

何度も涙が溢れそうになりましたよ。



彼女は、佐賀県有田町を拠点に活動する「玄海人クラブ」の代表をされている方です。



外交官だった父親の仕事の関係で、韓国に生まれながら1歳から7歳までを福岡で過ごしました。



韓国に帰ってからは「日本帰り」を理由に周囲から冷たくされたりしたそうです。



その後、日本の大学で学び、日本でジャーナリストとしてのキャリアも重ねました。けれども日韓のあいだにある溝を埋めることはできないと感じるに至り、欧米諸国へ生活の拠点を移すべく、航空券を手に日本を離れる準備を着々と進めるある日、日本人の友人の薦めで有田焼の町、佐賀県有田市へ2-3日の予定で旅行します。



この旅行で彼女は現地の人から李参平(かつて、この地に焼き物を伝えた韓国人)と有田の人達との関係を知らされます。

この出来事がきっかけで彼女は、好条件で彼女を受け入れる予定だった新しい職場と航空券を捨てて、この地で日韓の架け橋となるべく活動をはじめることになりました。



彼女の父親が死を前に病床で「玄界灘を日韓を隔てる代名詞ではなく、日韓をつなぐ代名詞にしてほしい。日本から韓国を見たり、韓国から日本を見るのではなく、いつも玄界灘をまたいで立っていてほしい。」と彼女に言った言葉を理解した瞬間でした。



JNTO主催の会合で記念講演のスピーカーとしてのお話でした。



彼女いわく、「あのとき9月の初旬、まだ暑い昼日中、汗をかきながら私を見晴らしのいい高台へ歩かせ、李参平の碑を見せ、それでも素直にならない私の腕を掴んで碑の裏側の碑文を読ませたあの人のように、大切な事はきちんと伝えなければいけません。」



感動しました。目が覚めました。







2009/11/04

人の名前じゃないのよ〜

ひとみちゃん、二学期の中間テストが10月中頃ありました。



今日、学校から1枚の用紙が配られました。



その用紙には、中間テストの結果をふまえ「保護者が感想を記入する欄」がありました。



私は保護者として「ケアレスミスをなくすのが今後の課題かな。」と記入してひとみちゃんに渡しました。





ひとみちゃん、私の記入欄をじっとみつめています。





そして、 ケアレスミス のところを指して、「これは?」と私に訊ねましたので、



「これは、不注意によるミスのこと」と説明しましたが、彼女はどうも納得してないようなので



「ケアは、注意すること。レスは、それをしないこと。だから不注意によるミスのことをケアレスミスというのよ。」



うん、完璧な説明だ。





「ふーん。人の名前じゃなかったんや。」と彼女。











彼女は「ケアレ・スミスさん」という外国人を想像し、私の文章の意味がわからなかったそうです。









それ、誰?





2009/10/28

難解な質問13

今回の質問者はオトナです。







先輩「どうして和歌山の人って、夜になったら雨戸を律儀に閉めるが?」







私と結婚して以来、年に1回程度和歌山を訪れることになった彼は、



私の実家が毎晩雨戸を閉めるのを、



私の実家だけの特別な変な習慣と思っていたそうです。





先日、帰省したとき、日が暮れる頃になると、実家の近所のあちらこちらから



ガラガラガラーっと雨戸を閉める音がするのを聞いて、



「そういえば、tiotioさんの友達のうちへ行ったときも夜になったら雨戸しめてたなあ」



と。(先輩は私の事をさん付けで呼びます)





高知では、台風のときくらいしか雨戸は閉めません。



夜は、透けない、厚手のカーテンを閉めるだけです。





今思えば、毎晩雨戸を閉めて、毎朝雨戸を開けて、あんな事よく毎日やってたよな。



とおもったりしてます。





2009/10/21

きのこって洗うの?

きのこがおいしそうな季節です。



きのこを使うとおいしいメニューが目白押し。



むふふ。



ところで、きのこって、調理する前に洗うのが正解?・・・なの?



私は洗わない派です。



(家族には内緒です)



だって洗ったらおいしそうじゃなくなっちゃうんだもーん。



友人知人の中でも色んな方がいらっしゃいます。







ある友人と野外で一緒に調理する機会があったとき、



「あれ?このしめじまだ洗ってないみたい。洗って来るね」



と指摘されました。一応、協調性はあるので



「ほんまや、洗うの忘れてた。ごめんごめん」と、返しました。



軽く見栄っ張りです。









また、別の友人と一緒のときには、



「私、きのこってささっと払ったら、後は洗わないんだけど、いい?」



と聞かれて、



「私もきのこは洗わんから、OK、OK」と正直に答えました。







どっちが正解なんだろう。



あと、しめじとか、えのきとかって、どこら辺まで切って捨てるか、気になります。









2009/10/13

和歌山ラーメンにフォーリンラブ




久々に和歌山に帰省しました。



今回の帰省は、私にとってはかなり充実のスケジュールでした。



20年(以上?)ぶりくらいで会えた友達ともつかの間のティータイムを楽しめたし。

本当に会えて嬉しかったです。本当に。





久しぶりに根来寺にも行けたし。

根来寺に行くと言うと、「え?まだ紅葉には早いよ。」とか「桜の季節がいいのに。」とか色々アドバイスしてくれた家族の皆さん。ありがとうございます。

そんなん、わかってらよお!今行ったら悪いんかい!






















大塔はいついってもその堂々たる姿をみせてくれるもんねー!



ヴァーチャル和歌山のブロガーの方に教えていただいた、有田のおいしいケーキ屋さんでもおいしいデザートを満喫できたし。噂のシュークリームのクリームのボリュームも大満足でしたが、店内で食べたかぼちゃのロールケーキとかクレープとか、まあ、ケーキ類もかなりおいしかったです。Berry's。私からもおススメします。

















にしても、久しぶりに有田へ行って、そのみかん山のスケールのスゴさたるや。

やっぱり、日本中のご家庭においしいみかんをお届けするには、このくらいのスケールが必要よね。うん。

いやー。すごかった。絶景でした。





・・・と、

色々ありましたが、今回特筆すべきは、和歌山ラーメンです。

前に先輩が和歌山に来たときはなぜかチェックしていたラーメン屋さんがことごとく閉まっていて、非常に残念な思いをさせてしまいました。今回は事前に開店時間や場所、最寄り駐車場などをガッチリチェックして、和歌山の情報筋にもアドバイスを得て「まる京」へ行くことにしました。



おいちかったぁ〜。



先輩もひとみちゃんもポチャオ君も「生まれて今まで食べたラーメンの中で一番おいしかった」と。

彼らは、あらためて和歌山ラーメンの虜になりました。

やっぱり和歌山ラーメンはすごい。

先輩とひとみちゃんは、「高知に帰ったらもう和歌山ラーメンが食べられないと思うと残念でたまらない」と、

深夜に二人で和歌山ラーメンを求めて徘徊しに行き、別のおいしいラーメンにありつけたそうです。



以前ウジタでお土産用の和歌山ラーメンを買ったのを思い出し、急いで最寄りのウジタに行きましたが、残念ながら今はウジタではもう扱ってないらしい。



先輩は、次回和歌山で、情報筋おすすめの「丸三」に行くのを楽しみにしています。



南禅寺〜哲学の道〜銀閣寺


高知へ戻る前に、どうしても南禅寺に行きたくなりました。

京都に住む人が一番好きなお寺・・・と聞いたことがあります。

うん。わかるわかる。

三門でいきなり大迫力。






更に、あの美しい水道橋。























雰囲気ありますね。うーん。唸ってしまう。



更に、国宝の方丈(四角い作りの居室でお坊さんの部屋のことらしい)へ行くと、すんばらしい庭園や、狩野派の屏風絵が見られます。とっても広くて、大方丈と小方丈から成っているんですが、回り縁毎に展開しているお庭がすばらしい。枯山水の大きなお庭が有名だそうですが、全部いいです。



南禅寺は、広くて、ゆったりしていて、何とも言えない時間が流れています。



と、思ったのは私だけ・・・。「お母さん、お腹すいた」コールが。。。



南禅寺に来たら湯豆腐・・・といいたいところですが、

母がお弁当を作ってくれたので(←この年でちょっと恥ずかしい響きですが。)

哲学の道のベンチに座って食べようと。哲学の道まで足を延ばして、良さげな腰掛けをゲット。



ちょっと残念な事態発生。



ノラ子猫ちゃんの集団が弁当のニオイを嗅ぎ付けてか、ぞろぞろと来るわ来るわ。

猫を追いやりながら結局立ち食いとなってしまった。

しかも通行人の方達も、「きゃー、猫かわいいー」とぞろぞろ集まって来て。。。

弁当味わうどころじゃなかったよ。



食後は、さらに哲学の道を散策しました。



沿道には、小径にぴったりのかわいい小さなカフェや雑貨屋さんが所々にあって、いい感じいい感じ。



哲学の道の終点には、銀閣寺がありました。












銀閣寺はあいにく大々的な修復中のようでしたが、山の傾斜を利用した見事なお庭は十分堪能できました。



 













私はこの慈照寺のことを「銀閣寺」と呼ぶ呼び方が大好きです。

北山文化に対する東山文化をうまいこといってるな。となんだか皮肉としゃれが込められた何とも言えない「をかしさ」を感じます。


ああ、歩いた歩いた。


けれど、車は南禅寺のところにあるので、Uターン。


車に辿り着いた頃には、もう一歩も歩けない程疲れてしまいましたが、大満足で京都を後にしました。


KIDS LAND

大阪の情報筋が出産しました。



赤ちゃんを見に、大阪に行きました。



ついでに、日本橋のジョーシン電気・スーパーキッズランドに行きました。


ここには、タミヤワールドというフロアがありまして、



このフロアではタミヤの色んな製品が細かいパーツから本体、アクセサリ、etcタミヤ一色なんです。



四国は高知からはるばるやって来た私達からは信じられない素晴らしい品揃えです。



ポチャオ君の希望のプラモが目白押し。目移りするする。



彼のプラモのお買い物につきあう時、私は退屈なので、展示している完成品などを見て楽しんでいます。

ここの展示は見応えありました。思わず「ほぉ〜」と声が漏れました。



彼はなんだか忙しそうにあっちを見たりこっちを見たりしながら、色々吟味してドイツ軍の戦車とメイクアップツールを購入してました。



しかも、高知で彼の行きつけのマルモホビーやモデルショップヨシオカよりも安かったので、かなりウハウハだったようです。



あんなお店が高知にもあったらいいのにね〜。



また行こうねー。

2009/10/04

さー、うん!

今日は、ポチャオ君の運動会でした。



初めて高知で運動会というものに参加した時、



何より驚いたのが、綱引きのかけ声です。



高知では、綱引きの時「さー、うん!さー、うん!」とかけ声をかけます。



ん?んんんんん???



なぜ?



「オー、エス!」とかじゃないの??



放送でも「赤も白もがんばれ!さー、うん!さー、うん!」と先生まで・・・。



驚いてるのは、私だけで、全員「ふつうやろ。ふつう、さー、うん!やろ」と・・・



ちみ達!!世間を知らないね?



県外へ行って「さー、うん!」なんて言ってしまった日にゃあ、あんた。



JRの列車を「きしゃ」と言ってるどころのさわぎでなく、何言ってんの?と驚かれるよ!!



ところが、皆様「はあ???さー、うん!の方が力が入るやか!」と。





・・・・





そ・・・かな。そ・・・かも。





でも、やっぱり、一年ぶりに「さー、うん!」を聞くと、「ありえんー」と吹き出してしまう。







2009/09/30

難解な質問12

え!?

中国って四千年の歴史じゃなかったが?



by ひとみちゃん・ポチャオ君

2009/09/18

ハヤシライス

先輩はカレー系の料理が好き



そんな先輩が今日帰ってきて第一声が



先輩

「わかったで!最近ハヤシライスしてないやん!」



(何が「わかった」んやろう??)







「ああ、確かにハヤシライスしてないね。」



(何がわかったのかは、この際無視しましょう。)





ひとみちゃん

「え?ハヤシライスってなんやったっけ?」





先輩

「あのカレーみたいなやつよ。」





ひとみちゃん

「ハヤシライス、ハヤシライス、ハヤシライス・・・

ああ、あのすっぱいカレーか。」





ハヤシライスが好きな人には、ショッキングな表現かも。



あなたは、ハヤシライスをどう説明しますか?





2009/09/12

「夢中人」in「恋する惑星」

オリジナルは、クランベリーズの「Dreams」



けれど、やっぱりフェイ・ウォンの「夢中人」が好きです。



彼女の透明感のあるボーカルは聴いた人を一瞬で魅了してしまう。



本人の主演映画「恋する惑星」(ウォン・カーウァイ監督)で効果的に使われています。















この映画、前半と後半で2つの恋愛模様が描かれています。



前半の見所は今ほど有名になる前の金城武です。(前半に関しては他の見所はよくわからん)



後半の見所はズバリ、フェイ・ウォンです。これがスバラシイ。



後半の中で彼女は、ふられた恋人に未練たらたらの警官(トニー・レオン)に恋するコケティッシュな飲食店の店員を演じています。

彼の留守中に部屋に不法侵入して部屋を勝手に掃除したり模様替えしたりします。

一歩間違えれば、いや、間違えなくても、ストーカーまがいの明らかな不法行為です。でも、その行動と一途さが観てる我々にはかわいくて愛おしくて。

BGMでかかる彼女自身の「夢中人」が彼女の魅力を全開にしてます。



(先輩は、この映画を観たあと、目がハートになっていました。)



先輩でなくても、見終わった後はフェイ・ウォンのすばらしい歌声の虜になってしまいます。



2009/09/10

ダンシング ウォーケン

ずっと前のサラリーマンneoのオープニングが好きでした。



Fatboy Slim の「Weapon Of Choice」をバックに軽快に踊る宝田明。







昨夜、ひょんな事から、Fatboy Slim 「Weapon Of Choice」のオリジナルPVを観ました。



ほほー。





元ネタは、これだったのね。



クリストファー・ウォーケンのこれまた軽快なダンスを是非あなたにもみてほしい。



Fatboy Slim 「Weapon Of Choice」













2009/09/03

JOINジュース


昨夕、先輩が「ただいまー」と、いつものように元気一杯に帰宅しました。


片手にビニールの手提げを持っていて、それを「はい!」と私にくれました。


先輩は時々業者さんからもらった、色々な食べ物をおみやげに持って帰ってきます。


珍しいお菓子とかパンとか、野菜とか果物とか、ソーメンとか、海苔とか、かまぼことか、etc

で、今日のおみやげは、「爽やか八朔ヨーグルト」という缶ジュースを数本でした。

四国にも八朔はありますが、人気がないみたいで、あまり出回っていません。


その八朔をジュースにしているとは!

なんだか背後に和歌山の気配を感じるこの商品、手に取ってよくみてみると、

ありました!

そこには!

「JOIN」の文字が!!!

更によく見るとやっぱり!和歌山生まれのジュースでした!!!















「きゃー!!!JOINやん!!」

と感激している私を見て、

「ふふふ。tiotioさん喜ぶと思った。会社の人が業者さんからもらってね、僕は会社で飲んだけどなかなかおいしかったで。」

私も早速、プシューッ ゴクゴク


ふー うまい!!


みなさん、おススメです。

JOINジュースって、和歌山以外ではほとんど知られていないのね。

すごい久しぶりに口にしたネーミングとそのお味でした。

2009/08/30

シュークリーム

今日は、いつもとちがうペットショップに行きました。



そのショップのあるエリアは、最近新しいお店やこじゃれたマンションができて、ちょっとおしゃれなところです。



車から降りたら、道を挟んで向かいにある洋菓子店に目が留りました。



あ!!あれは!!





ポーム・ダムールが、こんなところにおしゃれなお店を出している・・・いつの間に。



ポーム・ダムールはシュークリームがおいしい事で有名な洋菓子店です。







こんなところで運命的な出会いをしてしまうと、久しぶりにあのシュークリームを食べたくなってしまうわん。



同行していたひとみちゃんも目をきらきらさせています。



実は彼女、とってもシュークリームが好きだそうなのです。



先日はじめてそれを知ってとっても驚いた所でした。



「おかあさん、もし明日死ぬってわかってたら、私は死ぬ程シュークリーム食べる。」



と、空を見つめてそう言ってました。



今まで、ケーキを買いに行ったときも、シュークリーム買ってと言われた事も無かったので、ちょっと不思議でした。



「じゃあ、なんでシュークリーム食べたいとか、買って来てって言わんの?」



「シュークリームって、高いし、卵をいっぱい使ってて、食べ過ぎたら体に良くないから。」



・・・



そんな理由で、普段はシュークリームは食べないの?



私はてっきり彼女はモンブランが好きなんだと思っていましたので、



「じゃあ、モンブランよりシュークリームが好き?」



「絶対、シュークリームの方が好き」



「でも、モンブランも好きやろ?」



「うん、まあ、好き・・・かな」



明らかに、それほどでもってかんじ。

私って、子どもの好みを全然知らなかったのね。







ポーム・ダムールのシュークリームはやっぱりおいしかったわ〜。





2009/08/26

動物のお医者さん


実は、先週末から子ども達は香川県高松市の祖父母のところへ行っています。

そういうわけで、静かな夜を過ごさせていただいてます。

今回の静かな夜の過ごし方は

「動物のお医者さん」一気読みです。





















ひとみちゃんが前に1巻を購入し読んだ所、かなりハマったらしく、

その話を友人にしたら「実家に全巻あるで」と全巻(1-12巻)貸してくれました。



ひとみちゃんはすぐに読破しましたが、私ももう一度全部(昔所々読んだ)じっくり読みたくて、ずっとキープしてました。



あー、面白かった。

何度も実写化される理由もわかるわかる。



主人公の公輝(まさき・通称ハムてる)がH大学(モデルは北海道大学)の獣医学部に入学して、博士課程を終えようとするまでの、色々な動物や個性的な周囲の人々とのエピソードが描かれています。



流行りましたよねー、シベリアンハスキー(ハムてるが飼っていた犬、チョビがハスキーだった)とか。





獣医かあ。

昔、おとなりのお姉ちゃんがアフリカ好きで超動物好きで、獣医になると子どもの頃から言ってたわ。

獣医といえば彼女を思い出す。

そのお姉ちゃんは夢に邁進して、希望通り難関を突破し、獣医学科に入学したけれど。



25年くらい前に遠くへ引っ越してしまった彼女と連絡をとるきっかけになったのは、実家の母がテレビで彼女を見たからでした。彼女は芸術家としてテレビで紹介されていました。



びツくり。

作品には、動物を愛する彼女の優しさが滲み出ています。



獣医かあ。



2009/08/17

丸山台公園


丸山台公園とは、高知市内にあるのですが、なかなか近寄れない公園です。



私も見た事はありますが、足を踏み入れた事がありません。



だって、高知市を流れる鏡川の河口付近、浦戸湾にうかぶ小島なんだもん。



公園として整備されてますが、別に定期連絡船や島への橋があるわけではなく、そう簡単には行けないのです。



















この写真に見える、丸い小島がその丸山台公園です。



地図



浦戸湾には他にも小島がいくつかありますが、このように島自体が公園として整備されているのは、この島だけです。



鳥のための公園?



かつては、板垣退助らが党員と共に大宴会をしたという料亭などもあったそうな。昭和21年の大地震でこんなに小さくなってしまったらしい。


昨日、高知城を歩いていると、マイクとカメラをもった数人の男性に突撃インタビューされました。


「こんにちはー!NHKです。なんでも高知市内になかなか近寄れない公園があるらしいんですが、どこかご存知ですか?」



「ああ、もしかして五台山からみえる、鳥の島の公園?」



「ふふーん、なんだかヒントに成りそうですよ。」



と、カメラを止めた所で、スタッフの人が



「9月に放送予定の『四国なぞ解き行脚』という四国内で放送される番組です。もしかしたら今のインタビュー使わせていただくかも知れませんので、その際は連絡しますから連絡先を教えて下さい。」



おやおやおや!!!!



ピカッ☆



きたきたきた!!!!



「わ、わ、私の連絡先ですか???はいーーー!」



と、お調子者の私はまたもや舞い上がってしまいました。


ん?デジャブ。こんなこと前にもあったぞ。



あれは、去年の7月、たま駅長を見に和歌山に里帰りしたときのこと。

新聞記者の方にインタビューされて、すっかりセレブ気分で舞い上がった私を崖から突き落とした事実は

翌朝、そんな記事は爪の先ほども載っていなかった事でした。



今回は、自分にくれぐれも言い聞かせました。


2009/08/13

Into the Wild


実話に基づいているそうです。


Into the Wild




















大学を優秀な成績で卒業した若者が、あえて社会を捨て、その身一つで自然の中で生きていこうとする話でした。



原作はノンフィクション「荒野へ Into the Wild」 byジョン・クラカワー

1992年 アラスカで一人の青年の遺体が発見されます。身元を確認すると裕福な家庭で育った優等生のクリストファーという青年であることがわかります。彼がなぜアラスカで息絶えたのか。



話は、クリスの妹の語りと、彼自身の日記をベースに進みます。

旅の途中で出会う人は皆、勤勉で素直でいつも笑顔の彼のことが大好きになります。そんな明るい彼を旅へと駆り立てる理由の一つが、両親の存在でした。妹と彼は幼い頃から常に仮面夫婦の彼の両親の不仲に心を痛め、苦しんでいたのです。

アメリカ各地を放浪し、色んな人と出会います。ヒッピーや、北欧から来たヤングカップルや、大牧場を営むワイルドガイ、そこで出会った野生生活の師匠、バーガーショップのバイト仲間。。。最後に退役軍人で皮革職人のおじいさんと親しくなります。

このおじいさんとのシーンではいい台詞が目白押しです。印象に残ってるのが次の2つです。

クリスの出発が近づき、お互いに湿っぽくなったときにクリスが「神はあらゆる所に新たな楽しみを用意している」と言って自分とおじいさんを励まします。



なるほど。前向きだねえ。



そして、おじいさんからクリスには、彼の家族について「許せる時がきたら、愛せる。愛せた時に、神の光が君を照らす。」





ちょっとネタバレ。

最期はとっても残念です。アラスカでの生活の中でクリスは両親を愛せると思える時を迎えます。旅を終える時が来たのです。アラスカを出発するべく数ヶ月前にやって来た道を戻ろうとしますが、来た時は歩いて渡れた川が、雪解け水で水かさも増し、流れも速くなっていて、渡れなかったのです。

ラストで、実際のクリスの写真が画面に登場します。彼の死後2週間で発見されたときに、現像されていないフィルムがカメラに残っていたものです。

胸を打たれました。



「Desperado」の訳詞を教えてくれた人が、Desperadoを聴くとこの映画を思い出すと語っていたので、観たくなりました。



監督のショーン・ペンさん、ほんっとに最近いい仕事しますよね。



2009/08/12

天命

お盆の頃となり、最近は道場に稽古に来る子も少なめです。

だから、普段よりじっくり色々な事を習っています。

横っちょで稽古を見ている私もなかなか充実した見学をさせてもらっています。



普段は師範の弟子の先生が色々教えてくれます。師範はオブザーバー的に稽古を見ています。

先生は誠実で優しくてかなり男前な方です。(女性ですが)

特に一年程前に師範が右手の指を怪我して以来、子どもの部で師範の技を観る事はあまりなかったのです。



先日の稽古では、久しぶりに師範が前面に出て技のポイントを教えてくれて、

簡単なお手本を幾つか示してくれました。

師範の技を幾つか久しぶりに観て、感動。

本当に、本当に、師範の技は素晴らしいんです。美しい、完全な円なのです。



そして今日は、師範が「今日の言葉」の解説を詳しくしてくれました。

「天命」

師範は、「結果を気にしてはいけない。できるだけのことをしたら、あとは天に任せるんだよ。」とおっしゃいました。

師範は医学部の学生達にも合氣道を教えていますが、彼らにも「学校の門を出たら、全て忘れなさい。」と言っているそうです。全力を尽くした診察や手術の後であれこれ考えてはいけない。天にまかせるんだ、と。



師範がひとみちゃんに「天命って何かわかるかい?」と質問しました。

考え込んでしまったひとみちゃんに、

「まず、現代というこの時代にあなたは生まれた。そして世界の中で日本という国に生まれた。日本人のお母さんから生まれた。高知県で生まれた。高知市で生活している。そういうことだよ。」と教えてくれました。





「天命に生き、運命に挑み、使命に燃える。」

「天命の中人事を尽くす」

「人事を尽くして天命を待つ」

「為すべきは人にあり、成るべきは天にある。」





というわけで、最近の道場は師範直伝の時間も多く、大変充実しているのです。



2009/08/11

野球帽のひさし

高校野球を観ていて思ったこと





キャップをかぶるとき、ひさしのカーブって





重要なんですね。





あれって・・・・・・・ファッション?





そういえば、前にアメリカ人の若者がキャップのひさしにカーブをつけるグッズを発明して特許をとって大もうけしたとか聞いたことあるな。



ポチャオ君も、新しいキャップを買ったら必ず自分好みのカーブになるように

ひさしを曲げたり折ったりして角度を調整しますが・・・



それにしてもこれが今のトレンドなのか。



今日、高知高校と対戦した如水館の球児たちを見ていると、皆同じ角度のひさしで同じようなかぶり方をしていました。



正直、試合の展開よりも帽子に目が釘付けになってしまった。



途中でピッチャーが交代しましたが、やはり同じようなひさしで同じようなかぶり方。



応援席の球児も、ベンチの球児もみんな同じ・・・。





高知高校のキャップは白かったので、今イチよくチェックできませんでした。

これからは試合やニュース映像をみる度に、学校別 帽子のかぶり方チェックをしてしまいそう。





高知高校のスタメンには、ひとみちゃんの友達のお兄ちゃんも出ていて、応援し甲斐がありました。







2009/08/03

Top Of The World


Top Of The World  by少年ナイフ



















これまた結婚式のときに使った曲です。



これも、「少年ナイフ」のと、こだわって使いました。



私達の結婚式に来て下さった人は、この曲がよほど印象的だったらしく、



「Top Of The World」を耳にすると、tiotioさんを思い出す。と言って下さる方もいます。



(私が普段から「上から目線」という意味ではないと思います。)



今も色々なシーンで使われているので、よく耳にします。



なつかしいわ。



2009/07/30

野球部

野球少年っていいですよね。



近所の野球部員と出会っても、礼儀正しく「こんにちは!」って挨拶されるのがとっても好感持てます。

学校でユニフォーム姿の時に見掛けたりすると、帽子を脱いで「こんにちは!」ってしてくれます。

感心します。





今年、高知県から甲子園に行くのは高知高校です。部活に力を入れている私立の学校です。明徳よりは高知県産の少年が多いかな。

今回高知県民が注目したのは、公立の進学校、追手前高校が準決勝までいったことです。特に、公立の強豪、高知商業が追手前に負けた時には、私の周りの高知商業OB達は「ど、ど、どういうこと??」と驚天動地のびっくりかげんでした。

追手前高校は噂によると部活時間は一日一時間半と定められているらしい。そんな中でよく頑張ったよ。えらいね〜



最近は甲子園にもごぶさたになっていますが、土佐高校という私立の進学校も野球がんばっています。こちらは、私立ですが野球推薦などはなく、追手前高校同様に学業と部活の両立を頑張っています。

甲子園で攻守交代のときの全力疾走、清々しいです。あれを甲子園で最初にやったのが土佐高校だそうです。

参考→http://www2.asahi.com/koshien/special/kiroku/TKY200506210175.html

君たち、素晴らしい先輩をお持ちだねえ。



ポチャオ君は現在5年生。今からクラスメートと中学校での部活について色々話をするそうです。

彼の第一希望は剣道部。弟二希望は野球部だそうです。

先輩は野球が大好きで前の会社では野球チームに入ってキャッチャーをしてましたが、野球部のない中学高校時代でしたので、ポチャオ君が野球部に入るのをちょっと楽しみにしてるみたいです。

こんだけ書いといて、私は彼に剣道部に入ってほしいのよねー。実は。





どっちに転んでも、洗濯大変そう。





2009/07/26

土佐山内家宝物資料館

高知市鷹匠町には、土佐藩主だった山内家に伝わる数々の資料や品々が保管されている、

土佐山内家宝物資料館があります。



展示されているものはほとんどが「ホンモノ」です。



けれども、なぜかマイナーな資料館です。

高知市民でもほとんどの人は行った事ないでしょう。



高知城から徒歩5分。無料駐車場もあるのに。



昨年、勉強熱心な大先輩に「面白い企画展をやってるから行かない?」

と誘われ、学芸員の方を予約して一緒に行ってから、時々行ってます。



学芸員さんもとってもナイスな方が揃っています。

質問もしやすいし、解説も分かりやすいです。

行く時は学芸員を予約したほうが断然面白いです。



前には発売されていなかった「年間入館券」なるものが1,000円で登場していました。

普通、300円/1回です。

買いました。登録番号No.7でした。(利用者少なっ)


土佐藩は関ヶ原での功績で山内一豊が土佐藩主に命じられて以来、幕末まで一貫して山内家が16代に渡り藩主を務めてきました。←この事自体、わりと珍しい。

さて、今回の企画展では、その16人の藩主とはいかなる人達であったかが解説と共に資料展示されています。



おもしろかった。

展示物には、藩主の肖像画や、愛用品、本人作による書画などの展示と共に家族構成、主な功績、藩主になるに至った経緯、委任状、在任期間・・・などがありました。



委任状のような、徳川将軍からの書簡が面白かったです。花押のデザインや、書き方にも細かいルールがあって、上下関係がでてるなー。と感心しました。



13歳で藩主にならざるをえなかった人、在任期間たった12日だったひと、etc. 色んな人がいました。幕末活躍した15代 山内豊信は分家の出で、16代豊範は本家の出で、ふたりの確執とかも興味深かったです。





この土佐山内家宝物資料館の隣には山内神社があります。

春の桜はきれいですが、秋の銀杏も最高にきれいです。





2009/07/22

ICカード DESUCA

じゃあ〜ん!



DESUCAで〜す。^^
















これは、何に使うカードかというと、



土佐電鉄・高知県交通などなどが運営する公共交通機関で



共通で使える、キャッシュレスのICカードです。



この度、転職いたしまして、通勤にバスを使う事があり、DESUCAデビューしました。



前の職場は自宅から車で5分。(自転車でも5分。歩いても5分?)という距離でしたが、

新しい職場は、車で20分。(自転車で30分。歩いては??)という距離です。



で、その新しい職場は先輩の通勤途中にあります。

行きがけは、先輩に乗せてもらって、帰りはバスで帰る事にしました。



(挫折したら、職場近くにPを借ります。)



公共の交通機関を使うのって、大人っぽくて都会のかほりがします。ムフ。



憧れのDESUCAをゲットし、今日早速使いました。



カードリーダーにかざすと、「ポン」と洗練された電子音がします。



おおお!私っておとな。



今日は、出勤第一日目でした。



明日は、必須アイテムの「ブックカバーで覆われた小説」など持参しようとおもっています。





はい。形から入る方です。







2009/07/15

ヘボン式

最近知って、「へえ〜!へえ〜!へえ〜!」だったこと。







「ヘボン式」って聞いたことありますよね、あのローマ字表記の。



あれって、英語では「Hepburn System」っていいます。



つまり「ヘプバーン」さんが作った表記法なんです!



ヘップバーン が ヘボン になってしまっていたとは!





なんで? オードリー・ヘプバーンは、「ヘプバーン」なのに?

キャサリン・ヘプバーンは「ヘプバーン」なのに?





どうやら、本人が自分のことを「ヘボン」と名乗っていたかららしい。



それにしても、長年騙されていたような気がしました。

だって、人の名前だったなんて。





(これって、「小麦粉」を母が「メリケン粉」と言っていたことを連想させる。)





そして、ヘボン式ってよく聞くけど、他に何式があるんやろ。と思った人はわたしだけではないハズ!



「訓令式」があります。



例)「ち」→ ヘボン式「chi」→ 訓令式「ti」



これも、「へえ〜!」だった。







2009/07/13

Desperado

先日、自分の結婚式のキャンドルサービスのときにBGMで使った曲を紹介しました。



とくれば、本日紹介させていただくのは、定番、「母への手紙を朗読」したときにBGMで使った曲です。



イーグルスの「デスペラード」















は〜

ほんま、ええ曲やわー





2009/07/09

Badfinger





「Without You」は代表的な所で、ハリー・ニルソンやマライア・キャリーにカバーされて全米1位になっていますが、私は断然ピート・ハムが歌うバッドフィンガー(Badfinger)のオリジナルが好きです。



Badfingerは、1970年代に活躍したバンドですが、日本ではあまり知られていません。

75年にマネージメント面で不運が重なり、また、83年にはメンバー間の利権争いで、主要メンバー二人が自殺してしまいました。

レコード会社との契約で色々なもめ事があり、日本で「Badfinger」のアルバムが正式に発売されたのは大体90年代以降です。(この時間差のせいで、日本ではまだ知らない人も多いのでしょう)



こんなに美しい歌を作って、あんなに見事に歌い上げるのに。



実は、結婚式のキャンドルサービスのときにBGMとして使いました。

Badfingerの、「Without You」を。と、こだわって使いました。

はい、縁起の善し悪しとか、歌詞とか何も考えてないバカップルです。





2009/07/06

MUSIC MUSIC MUSIC!!


先週末、知人も演奏する、ライブコンサートに行ってきました。



会場は、ジャズ喫茶 アルテック ¥1500円(ワンドリンク)



チケット代のほとんどは、GENKI青年会(高知在住の外国人の団体)の活動の一つとして、高知の中高生の海外留学資金に充てられるそうです。



出演者は高知で活動中の多国籍シロウト集団です。



お客さんも7割くらいは外国人の方でした。外国に来たみたいな不思議な空間でした。



まずはハードロックバンド、Moss the Interrupter



ベースの男性が、お母さんは広島出身、お父さんはスウェーデン人のアメリカ人青年で、

日本語が堪能なので、英語の歌詞の意味など時々解説してくれました。














ひとつ、その青年の自作の日本語の歌が披露されました。

思春期の男の子の正直な心の内を歌っています。

歌詞の内容は、シモです。会場は爆笑の渦でした。





















その他、

ウィンドビート(尺八・デジュリドゥ(←アボリジニの伝統楽器)・ギター・パーカッション・ホーミーの組み合わせで5カ国の演奏者のバンド)


















高知大学邦楽部の方













ニュージーランドの男性のアコギでの弾き語り

ハワイ出身の女の子のウクレレ弾き語り














などがありました。



中でも、高知大学邦楽部の方の演奏は見事でしたよ。めっちゃうまかった。

会場も・・・しぃーん・・・となってみんな、グラスを片手に固まって、聴き入ってましたよ。

あと、ニュージーランドの方の歌は、有名な曲だったらしく、大合唱となりました。

多分、日本人が外国で美空ひばりの「川の流れのように」を聴いたら、あんな感じかな。



そして、最後のバンドが登場すると、あらららら?

さっきまで座ってた、椅子が撤去されはじめました。

やる気満々の外国人ギャルたちが椅子が撤去されたフロア中央に集まってきましたよ。



登場したのはロケンローバンド SNAS の皆さん。















演奏が始まるとフロアでは縦揺れ横揺れなんでもアリで外国人の方達がはじけてます。

ジャパニーズはそそそそそーと壁際へ。



いやいや、暗闇の中目をこらしてみると、日本代表選手も何人か頑張っています。

ならば私も!と揺れてみましたが、

ダメです、照れを完全に捨て去る事はできず、ただの挙動不審な人で終わってしまいました。







〈おまけ情報〉

アルテックを後にして、改めて空腹を感じていると、連れの一人が「私の行きつけの居酒屋へ行こう」と。

そこはですね、「居酒屋 土佐」という、JR高知駅南口近くのビルの一階にあるお店です。

昔からあるお店です。私の同年代の人は、子どもの時から知ってる店だそうです。

そんなに長い間、お客さんに愛される理由は、間違いなく、お母さんの人柄とボリューム満点のメニューのせいですね。



まあ、行ってみて。びびるで。



おにぎり頼んだら、お皿に漬け物三切れとおにぎり2つが乗って出てきますが、そのおにぎり2つでお米1.5号は使われているね。全メニューそんな調子です。



まあ、行ってみて。


というわけで、後半が大充実の一日でした。





2009/07/04

沢マン探訪



Chubby's Kitchen とは、沢田マンション(以下沢マン)1Fにあるイタリアンレストランです。



















ムフフフフ。



やっと来たぜ!また夢が叶った気分です。^^



店内は広くないけど、こざっぱりしていて居心地いいです。






私は奥のテーブル席に座りました。



マスターは、その名の通り chubby guy です。



本日のランチ(サラダ・スープ・たことトマトの冷製パスタだった)

本日のデザート(クリームブリュレだった)

食後のコーヒー(フェアトレードのオーガニックコーヒーbyはなればなれ珈琲)



写真がデザートだけですみません。

ガッツキながらパスタを半分くらい食べたところで、写真撮るの忘れてたことに気付きました。





完璧っしたよ。



「おいちい」の9乗



忘れられなーい!



ついでに沢マン3Fにある、雑貨屋さん roiroi にも行きました。



これはですね、隠れ家的なんてもんじゃないですよ。



ずばり「隠れ家」そのものです。



その店舗は、沢マンの内部、奥深くでこっそりと営業しています。


扉を開けると、店内は素敵ワールドです!

女子必見。



2009/07/01

今や血圧計は一人一台の時代!!

昼間、ひとみちゃんとテレビをみてました。



「日本文化センター」のCMが始まりました。



今日の目玉商品は何かな?



今まで便利な「血圧計」を世に送り出してきた、日本文化センターが本日おすすめする商品は、



「手首式デジタル自動血圧計」がなんと! 2台で7,980円!



進行役でおなじみの女性が笑顔で



「今や、血圧計は一人一台の時代」と。



ひとみちゃん、ここで一言。

「わたしらの世代では全然そんな時代じゃないんやけど。」



吹き出したよ。



確かに!!!!



私は、「ふーん、やっぱり要るんかなあ。先輩に相談せな。」と思いそうになってたよ。



そうよね、現実問題、まだ一人一台の時代の波はtiotio家には来てないな。



あぶねー。



2009/06/29

姫路城


姫路城へ行きました。


























雨かも。と思っていたのに、いいお天気で暑かった。



広かった。




隅々まで見ようと思ったら、朝一番から閉館までかかりそう。



それにしても、あんな見事なお城があのような完璧な姿でよくもまあ、現在まで残っていましたね。

まずそれに、感心します。



来館者は半分近くは外国人かな。

一見日本人だけど、近づいたら中国人だったというグループがあちらこちらにいた。



天守閣までにも興味深いスポットがいっぱいあるんだけど、

なにしろ暑くって、ほとんどスルーしてしまった。



秋から大改修工事が始まるというのに・・・折角行ったのに。

今考えれば勿体無いけど、昨日はマジで暑かったんだー。



ただ、この、歴代城主の家紋を集めた何かは、とってもおしゃれ。


















天守閣は、すごかった。



まず、広い。天井も高い。それでいて、5層6階地下1階。

使われている、柱や梁も、力強い!
























また、壁には沢山の釘やフックのようなものがあります。




















これは、火縄銃等をこのように収納する為の物なのですね。






最上階も広い。高い。






























↑天守閣からの眺めですが、この敷地の広さ、わかります?



うーん。すばらしい。



帰りの順路にはお菊さんの例の井戸もありました。



帰りは近くでうどんを食べました。



どうやら、この近くは大抵の飲食店がちゃんと英語版のメニューも必要に応じて出してくれるようだ。



すばらしい。

2009/06/27

1・2・3・4・ALSOK

ある朝のひとみちゃんとポチャオ君の登校風景。





ポ「ねえちゃん、走るで。」



ひ「うん。」





ザッ ザッ ザッ ザッ





ポ「1・2・3・4・アルソック、はい!」



ひ「え?」



ポ「はい!」





(ひとみちゃんに手で続きを促す)





ひ「あ、はい。 にっほんっのおうちにアルソック」



ポ「1・2・3・4・アルソック」



ひ「にっほんっのおうちにアルソック」





ザッ ザッ ザッ ザッ





ザッ ザッ ザッ ザッ



ポ「1・2・3・4・アルソック」



ひ「にっほんっのおうちにアルソック」



ザッ ザッ ザッ ザッ



・・・学校まで・・・







ひとみちゃんはちょっと恥ずかしかったそうです。



アルソック



道場で論語

徳不孤必有隣

=徳は孤ならず、必ず隣有り。



道場で習った論語の中で、ひとみちゃんの好きな言葉です。





見義不為無勇也

=義を見て為さざるは、勇無きなり。



道場で習った論語の中で、ポチャオ君の好きな言葉です。





2009/06/25

難解な質問11

今朝、みそ汁をすすりながらポチャオ君



「荒野の七人って、あと一人誰やったっけ。」





そうです。彼は、西部劇も大好きなのです。

けれども何の脈絡もなく突然そんな発言をされて、一同しばし絶句。





2009/06/17

ある意味 ギャル男

一応、my town のカテゴリーに入れましたが、

むしろ、my village 。



密かに有名な(どういう意味じゃ)女装のおじいさんが割と近くに住んでいます。



おねえ系のファッションで自転車を乗り回してます。



服以外は、まったくのおじいさんです。



化粧もしてないし、汚い目のスニーカーをはいてて、髪も短髪です。



推定70才くらい。



多分一人暮らし。



地区の小学生達は大抵フルネームと自宅も知ってます。



自転車で疾走してるときは、スカートのはためきもきにしません。



普通にそのファッションの彼とスーパーとかコンビニで出くわしたりします。



・・・・。



私は、近所に女装をする男性はその老人だけだと思っていました。



ら、



今日、通勤途中にアナザー女装男性を発見してしまいました。



彼は、ショッキングピンクのポロシャツみたいなのに、朱色のマイクロミニスカート



で、黒いストッキングをはいて、自転車にまたがってました。



目が釘付け。



ヘアースタイルは、赤毛でセミロングのウェービーヘア。



細身で推定50才くらい。



職場に到着するや否や同僚にその話をすると、



彼女は何回かみたことがあるらしく、色んなスタイルの彼女、いや彼を知ってました。



あるときはハンドバッグを持ってたり、ヒールを履いて歩いてたりすることもあるようです。



(歩き?ってことは近くに住んでる?)



正面からみたら、ばっちり化粧もしてるらしい。

口紅はピンク系。





でも、性別・明らかに男。





もうご存知の方もいるかもしれませんが、現在の職場はワタクシの自宅から徒歩10分なのでございます。

つまり、ワタクシのご近所にそのようなかなり例外的なファッションの方が少なくともお二人いらっしゃるということが判明して、かなり複雑な一日のスタートだったのであります。



家に帰ってから、ポチャオ君にその話をしたら、「僕も二種類みたことあるで。」と。





2009/06/16

あかさたな占い

先日、夕方、宿題のことでポチャオ君と口論になりました。



ポチャオ君はくやしそうに目に涙をいっぱいためて



「今日は、ハ行が1位やったのに、全然いいことない」



とぽつり。一瞬なんのことかいなと思いました。







彼は毎朝「あかさたな占い」をチェックしています。

彼の調査によると、ハ行はなかなか1位にならないらしく、

ラ行ばっかり1位になるそうです。



ほんまかいな。



ま、いずれにしろ、1位になってもビリになっても

あんまり関係ないかも。

2009/06/10

ストレイト・ストーリー

「ストレイト・ストーリー」















これまた ザ・ロードムービー です。



これぞ、ロードムービー。





73才の弟が、その昔けんかしてもう何年も会ってない兄に会う為に

560km離れた道のりを時速8kmのトラクターでたっとひとりで旅をする話です。



73才の弟は、娘と暮らしています。

そんな弟の所に、10年前喧嘩別れした兄が心臓発作で倒れたとの知らせが舞い込んできます。兄の住む所は約560km離れています。

車の免許も持っておらず、足腰が不自由なためバスにも乗れません。

しかも頑固な彼は、なんとか自力で兄の所へ行きたいのです。

娘の大反対をおしきり、芝刈り機で出発しますが、故障のため舞い戻って来ます。

では!ということで、何とトラクターを購入して、時速8kmで兄の所へ向かいます。

途中、野宿をしたり、色々な人との出会いがあったりしながら、6週間後、兄の所へ辿り着きます。



実話がベースだそうです。



二つ忘れられないシーンがあります。



一つは、家出してヒッチハイクをしていた少女との会話です。

彼女は妊娠5ヶ月。厳格な家族に妊娠が知れたらと思うと、どうしていいかわからずに、

絶望の中、家出してきてしまったのです。

彼女に「君の家族は、君や君のお腹の子を失ってもいいほど君を怒りはしないよ。」

と優しくいいます。

彼女に、自分の娘のことや、家族の絆について話します。



一言一言が胸にしみ込みます。



もう一つは、最後に兄と再会するシーンです。

こちらは短いシーンだし、セリフも少ないですが、

名優二人の表情が泣かせます。





この、お兄さんの役が、「パリ、テキサス」で主人公トラヴィスを演じていた方です。

すっかりおじいさんになっていて、びっくりしました。

けれども、最後の数分しか登場してないのにあの演技は、脱帽です。



そういうわけで、「パリ、テキサス」とくれば、セットで思い出してしまう映画なのです。







2009/06/09

パリ、テキサス

映画「パリ、テキサス」を最初に観たのはまだ10代の頃でした。
















当時、観る前に「ロードムービー?パリからテキサスに旅行する話かな。面白くないかも」と、

何の期待も予備知識もなく観ました。



観た後、これがロードムービーというものか。と、

新しい世界に足を踏み入れ、少し大人になったような気がしたものです。

そして、アメリカって広いなと。



この映画のことを今回とりあげることにしたきっかけは、

先日読んだ、藤原伊織さんの未完の作品です。

主人公の男女はネットのゲーム対戦相手として出会います。

その女の子のハンドルネームが「paristexas」です。

映画からとった名前で、男が映画の内容をしばし思い出すシーンがありました。



藤原伊織さんも好きな映画なんだ。(きっと)

と嬉しくなりました。



〈映画のあらすじ〉

トラヴィスはアメリカのテキサスの砂漠で行き倒れそうになり、助けられます。

病院に弟が迎えに来ます。(この弟がすごくいい奴です。)

トラヴィスは数年前から失踪していて、兄弟は久しぶりの再会です。

弟は、体も弱っていて心も閉ざしてしまっているトラヴィスをロサンゼルスの自分の家に連れて行きます。

そこには、7才になるトラヴィスの息子、ハンターがいます。

弟夫婦は兄に代わってハンターを親代わりに育ててきました。

最初ハンターは父親の事など全く覚えておらず、二人はぎくしゃくしていますが、

少しずつ心を通わせ、ある日二人で母親シェーンを捜しに行くことになります。

(ハンターを愛情一杯に育ててきた弟夫婦は、なんだか複雑。)

シェーンは、ヒューストンののぞき部屋で働いていました。

マジックミラーを通してシェーンに語られるトラヴィスの切ない思い。

じーん。

最後、ハンターが待つホテルにシェーンが現れ、抱き合うのを見届けて

トラヴィスはまた立ち去って行きます。



パリ・・・とは、ここではテキサス州にある砂漠しかないようなちっぽけな場所の地名です。

映画の中で、トラヴィスの両親がかつて結ばれた場所として語られます。

両親が結ばれた場所。家族のスタート地点ということでしょうか。



マジックミラーに遮られて、客としてやって来たトラヴィスの姿はみえないまま、

彼の独白を聴くシェーン役のナスターシャ・キンスキー。

最初はただ、男の昔話を聞いてるんだけど、男がトラヴィスではないかと感じ始めます。

そして、トラヴィスだと確信し、彼の心の内を知る。

この微妙な表情の変化がいいです。



ハンター役の少年がまたいい。

トラヴィスと一緒にシェーンの車を捜すところとか。

シェーンに会えて、恥ずかしくて、でも嬉しくて、飛びついて抱きつくところとか。

全身から溢れ出るお母さんへの愛情に拍手したくなります。



親の心子知らず

なんていいますが、子どもが親に抱く思いの方が数百倍大きい、きっと。

誰でも、いつまでたっても誰かの子ども。



今まで3、4回観たと思いますが、

観るごとに自分の視点が変わっています。







くだんの藤原伊織さんの本の話を少し。

「遊戯」

とっても面白い話です。が、未完です。

いいところで、〈藤原伊織さんは2007年5月17日・・・未完となりましたことをご了承願います。〉とくくられています。

じたばたしながらウェーンウェーンと泣きたいところです。



そして、「遊戯」のあとに、「オルゴール」という短いお話が載ってます。

これが遺作とされるようですが、それが絶品でした。



ウェーンウェーン





2009/06/08

イケてる土佐弁!

「ちん」



土佐弁です。うふふ。



意味は、私の知る限り2つあります。



「変」と「親友」。







「しょう、ちんな人やねえ。」



この場合の「ちん」は、「珍」の意味で「変な」ということです。

だから、=「ほんまに、変な人やなあ。」となるようです。



面白い。







「この人とあの人はちんよ」



この場合の「ちん」は、「大親友」というような意味です。

だから=「この人とあの人は親友同士よ」となるようです。



面白い!!!





とくに、おんちゃん連中が後者の「ちん」をさりげに使っているのを聞くと



今日はラッキー。というかんじです。



若い人はあんまり使わなくなってきましたので、なかなか聞けない土佐弁です。



親友のことを「ちん」と表現するなんて、絶妙ですよね。



語源は「知音(ちいん)=親友のこと」らしい。







2009/06/06

プ・ラ・モ・デ・ル



ポチャオ君が随分まえから大切にしていた催事広告ハガキ



第12回プラモデル展示会



彼の行きつけのモデルショップヨシオカで入手したらしい。



先週末行ってきました。



会場は、吾川郡いの町 ギャラリーcopa



入ると、カメラ片手に作品を吟味している沢山の男性があちらにもこちらにも。



さすが、海洋堂宮脇修氏を生んだ高知県。

マニアの方達の作品を見る目も真剣です。



作品を凝視するマニアの方達























やっぱり多いのは戦闘機






















↓ポチャオ君お気に入りはフォッケ























私には、どれも良くできている。という感想しかなく、他との違いがよくわからない。



ジオラマも沢山ありました。



↓ポチャオ君お気に入りジオラマ
























↓tiotioお気に入りジオラマ






















車も色々・・・





戦艦も色々・・・





他にも、ガンダムとかフィギュアも沢山ありました。



もちろん、帰りには目をらんらんとさせたポチャオ君の指示で

モデルショップヨシオカに寄りました。







2009/05/28

高知県 安芸郡 奈半利町 ーなはりー



先週末、「下見」と称するワンデイトリップに奈半利(なはり)町へ行ってきました。

奈半利町とは、ココです。

高知市から室戸岬へ向かう道中にある町です。



今まで素通りでした。



奈半利町のことをあまり知りませんでした。

それが友人の一人が、なはり、なはり とあんまり言うものですから、

じゃあ、行っとこうかなと、行きました。



いいところでした!!マジで。



まず、「なはり浦の会」という、町並みボランティアガイドなどの活動をされている方達がすばらしいです。

明るくて、楽しくて、おおらかで、最高です。



その、「なはり浦の会」の方に要所要所を案内してもらいました。



奈半利のみどころの一つに、その町並みがあります。

町並みの何がいいかというと、ずばり石塀です。





















↑石塀について説明してくれている「浦の会」の方。



ちなみに、この石塀は、藤村製絲工場の石垣です。



この藤村製絲工場でかつては国内最高級の絹糸を作りだしていましたが、和装の減少などにより平成17年にこの工場での生産を停止し、藤村製絲株式会社は現在、ブラジルの工場を拠点にエルメスのスカーフを制作するなど、世界規模の製造活動をしています。

けれども、この工場自体は、後に平成19年に経済産業省「近代化産業遺産」に指定され、今も往時のままに整然と機械類が規則正しく並び、隅々まで整備され、見学者を迎え入れてます。



もちろん工場内も見学させていただきました。「浦の会」の方が、繭の仕入れから絹糸の仕上げまで全工程を解説してくれました。



明治時代は日本を支える産業だった生糸産業。現在、国内にはたった2つの工場が群馬県と山形県にあるだけだそうです。



日本の高水準の生糸生産技術を思いながら、今にも動き出しそうに整備された機械類を見ていると、「あゝ野麦峠」を久しぶりに観たくなりました。





奈半利って山があり、海があり、かつては外から高知へ向かう時の重要な中継地点として栄え、豊かなところだったようです。なので、現在も多く残っている古民家は、ほんとうに素晴らしいです。



この日訪れたのは、高田屋さんと浜田邸です。



高田屋さんでは、つい先日、結婚式が行われたりしました。町を練り歩いて古民家で行う、昔ながらの結婚式はテレビでも紹介されました!

ここではご主人がお宅と蔵の中も案内してくれました。

蔵には、貴重な昔の御道具類や、河田小龍の絵図、夏目漱石の友人で浜口雄幸とも親交のあったおじいさんにまつわる様々な写真や書類、まあ、色々と見せていただきました。

さらに、ご主人自慢のこだわりの鯛焼きとコーヒーをごちそうになりました。

両方とも超!おいしかったです。



浜田邸は・・・。

すごかったです。ほんとうにすごかった。

わりと最近、母屋の一部を修復されたそうで、その修復を担当した大工さんが、見所を解説してくれました。

↓玄関外から



























↓玄関天井の細工について説明してくれた大工の西岡さん。






















↓すごく細工の凝った神棚です。作り付け



























↓欅の欄間。分かりづらいですが、これだけでもすごかった。


























↓この長押と床の接ぎ方の細工がすごいらしい。大工さんもどうやってるのか知りたくて床下から見たけどわからなかったくらい、凝った接ぎ方らしい。

 

















































他にも、四方柾を使ってる柱が何本かあったり、違い棚で使われている筆返しの細工が余りにも凝ってることとか、本当に見所満載でした。



※ちなみに、この浜田邸は、なんと俳優の浜田寅彦さんの生家です。



あと、珊瑚遊覧船というのがあって、グラスボートで珊瑚を見に行きました。

奈半利にこんなに大きな珊瑚礁があるとは知らなかったので、

期待以上の珊瑚の量に、びっくりでした。



↓テーブル珊瑚






















奈半利の珊瑚の変わっているところが、テトラポットの上に平気で広がっているところらしい。

たしかに、テトラポットって環境に良くないとか聞いた事があるけれど、どういうことなんだろう。



まあ、盛り沢山でしたが、まだまだ見足りないです。



近いうちにもう一回行きたいです。