2008/11/30

おいしいコーヒーの真実


今朝、10:00から観に行って来ました。



「おいしいコーヒーの真実」


















「おいしいコーヒーの真実」は、78分のドキュメンタリー映画です。



エチオピアでは5人に一人がコーヒーで生計をたてているそうです。

コーヒー豆の値段は世界の4大企業を主としたニューヨーク先物取引でほぼ価格が決まります。

その価格が安すぎるため、農家は貧困にあえいでいるというのです。豆の買い取り価格はびっくりするほど安いです。

私たちのところに届くまでに、中間流通コストがかかりすぎるため、私たちのコーヒー一杯の値段になると映画はいいます。

コーヒー農家のお父さん達は、子どもを学校にだけは行かせてやりたいと、訴えます。



「エチオピアでは毎年700万人が緊急食糧援助を受けており、緊急支援に依存せざるを得ない状況にある。しかし、アフリカの輸出シェアが1パーセント増えれば年700億ドルを創出できる。この金額はアフリカ全体が現在受け取っている援助額の5倍に相当する。必要なのは援助ではなく、自立を支援するためのプログラムなのだ。」



「フェアトレード」っていうことばは、「100人の村」シリーズが話題になった頃からちらほら耳にしていました。



こういう映画が話題になれば、フェアトレードのポジションがわかりやすいですね。



私は、2年近く前に「ダーウィンの悪夢」を観たときにも感じた、アフリカと欧米との間にある溝の深さを再認識しました。(もちろん日本も無関係ではありません。)



「ダーウィンの悪夢」





2 件のコメント:

旅と自由を愛してる さんのコメント...

う〜ん原価が安く叩かれる話は聞いた事が有るけど

コーヒーまでとは私結構飲む時は飲むので複雑な

気持ちです

tiotio さんのコメント...

要するにフェアトレードのコーヒーを飲んで下さいってことみたいですね。