2009/02/24

トレインスポッティング


「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督がアメリカのアカデミー賞で監督賞を受賞し、その作品「スラムドック$ミリオネア」は作品賞も受賞しました。



おおー。

面白そうではありませんか。10分くらいある超ロングバージョンのトレイラーを子どもと一緒に観て、「面白そうやなー」と唸りました。







大出世作品となった「トレインスポッティング」をみた頃、私はまだ20代だったような。







スコットランド訛りが全開らしく、イギリス人の知人に「トレインスポッティング」を観たよ。と翌日伝えると、「え?あの英語を聞き取れたの?凄いね。あれは、イギリス人でもなんて言ってるかわからないほど、訛りがキツいのに」と言われました。



爆笑。






んなわけないでしょ。字幕よ字幕。ハナから英語を聞き取ろうなんて思ってませんから。あんた、私の実力を考慮してからモノを言いなさい。



主人公はユアン・マクレガー扮するレントン。彼は、麻薬中毒者のヤングガイです。同じく中毒者のどうしようもない奴らと日々つるんでます。いつも朦朧としてて、こんな生活抜け出さなければ・・と心の中では思っていますが、その気力も萎えるようなだらだらとした生活を仲間とともに過ごしています。

途中、更正しかけるんですが、仲間がやって来て、状況と誘惑に負けてまた同じ生活に戻ってしまいます。

そんなレントンが新しい生活への大きな一歩を踏み出すべく、ラストで仲間を裏切って大金を持って仲間から逃げ出します。



あ、最後まで書いちゃった。



けれども、このラストのレントンの行動がすごいいいんです。

「そうだ!逃げろレントン!振り向くな!」

拳、握っちゃいます。

そして大金の入った鞄を抱えて人ごみの中へ急いで消えて行くレントンの後ろ姿に

心の中で思わず「レントン、良くやった!!」と握った拳をあげて応援したくなります。



この映画でユアン・マクレガーを知りましたが、この映画の世界的大ヒットによって、彼は一躍トップスターになりました。

ほんとに、このレントン役のユアン・マクレガーは素晴らしいです。



この映画の中でレントンは、大望を抱いているわけではなく、

ただ、平凡な一市民を心底目指しているっていうのがまたいいんです。



同じダニー・ボイル監督の「スラムドック$ミリオネア」も楽しみですねー。





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