2008/04/03

それでは、高知城---山内一豊像から・・・

高知へ、もし日曜日に来られたなら、

日曜市へお出かけください。日の出から日没までやってます。



日曜市では高知の特産品が格安で仕入れられます。

お花、お野菜、果物、雑貨、古銭、小動物、打刃物、骨董、民芸品etc

有名なのは芋天です。おいしいです。

はじめて日曜市に行ったときは、

こんな大掛かりなことを毎週日曜日にやってるとは、

恐るべし土佐人のエネルギー!とまじびっくり仰天でした。

300年の歴史があります。

追手筋と言われる通りに約1kmにわたって繰り広げられています。



その追手筋の西端に高知城があります。

高知城の追手門近くに、それはあります。



今日の主役、山内一豊(1545-1605)の像です。



彼は最初父とともに尾張に仕え、父の死後は流浪の後、

織田信長方の豊臣秀吉に仕えました。

功績により、近江国唐国400石(滋賀県虎姫町)

→近江国長浜2万石(滋賀県長浜市)

→遠州(静岡県)掛川5万石と出世していきます。

そして、1600年の関ヶ原の戦いの功績で土佐一国通称24万石を与えられます。



ところで、一石って一体何?とお思いの方も多いと思います。

一石とは、成人男性一日3合食べると考えて大体一年に食べるお米の量だそうですが、

曖昧です。







高知城は山内一豊公によって1601年から約10年にわたって、城下町とともに築城されました。

けれども、一豊は1605年に他界していますので、完成した頃は藩主は2代忠義となっていました。



今ある一豊の像と同じ場所に大正2年に一豊の像が建立されましたが、第2次大戦中に金属回収のため供出されました。現在の像は再び浄財を募って平成8年に1億2千万円で再建除幕されたものです。





2008/03/26

悩ましい映画


「フランス映画好きなんですよ。」

といっても、今日はそのフランス映画の話ではないのです。

それは置いといて、

前に美容師のお兄さんにそう言ったら、

「えー、フランス映画って、暗くて、エログロのイメージがある」

と言われました。

エログロ・・・

私の中では、フランス映画は、

アラン・ドロンとかジャン・ルイ・トランティニャン

とかの世界なんですが・・・

エログロ・・・

エログロといわれて、私の頭に瞬時に浮かんだ作品は

「悪魔のはらわた」という映画です。

もうかれこれ○○年前に深夜テレビで観たのですが、

まさにエログロ。

暗くて、しかもギャグも効いてるというハチャメチャぶり。



詳細は覚えてないんですが、とにかく、完璧な人造男性と人造女性を作って、その二人から完璧な人間を誕生させるという野心に燃えた博士がいて、色んな人間の色んなパーツを切り貼りして完璧な男女を作るんですよ。

けれども、その男性の方が実はホモで、結局生命の誕生には至らないどころか、自分の身の破滅となってしまう話です。最後はその博士の子ども達だけが生き残るんですが、不気味な終わり方です。

(多分そんな内容)



しかし、いわゆるスプラッター映画とかとは違って、

何年経ってもあのありえねー設定が忘れられないんですよ。

それを観たのが私がまだ、いたいけな十代だったからでしょうか。

だって、



エロのうえにグロなんですよ。



で、あの映画をもう一度観たいと思い、何年も前からレンタルビデオショップをハシゴしているのですが、ありません。



だって、廃盤だから?

だけど一応、監修アンディ・ウォーホール(ってことになっている)らしいのよ?



そして私は、そのDVDがamazonで買えることを知っている。

しかし、買ってまで観たいとは思わない。

第一そんなエログロなDVDを自宅に置いときたくない。



しかし、もう一回観たい。



ああ、悩ましい。





2008/03/23

沢田マンション

今日は、高知市内にある隠れた名所、沢田マンションについてです。



沢田マンション。

はじめてその存在を知ったのは十数年前だと思います。

「へんてこりんなマンションがあるのよ。」

ということで。

初めて見たときは「な、な、なんじゃこりゃ!!!」

とぶったまげましたよ。

オーナーの方の自由で豊かな発想のもとに建てられている手作りマンションなのです。

30年以上前に建築がはじまったそうですが、今もなお改築?改造?は続いています。

ここで、ガウディの聖家族教会をイメージしてはいけません。

もっと、こう、要塞というか・・・うーん。



↓↓↓↓↓↓↓↓参照

http://ja.wikipedia.org/wiki/沢田マンション

http://www.linkclub.or.jp/~hi-tanio/sawada.html

(「沢田マンション」で検索するとずらりと関連記事が出てきますご参照ください。)



探偵ナイトスクープでも3回も取り上げられています。

私はこの十数年、

なんだか興味はあるけれど、なんか入るのは怖いなー。

でも入ってみたいなー。

と近くを通るときはいつもどきどきしながら眺めていました。



また、数年前に高速の高知インターがその近くにできて、

バイパスが通って、更にそのバイパス沿いで沢田マンションのすぐ近くにイオンができてからは、

更に更に有名になりました。



住人の方が写真集を出したり、地元テレビ番組もオーナーご夫婦を取材したり、マンション内部がテレビで写ったりして、



丁度その頃わたくしは不動産屋さんで営業事務のバイトなどしていましたので、同僚共々こぞって興味津々でした。



そんな、あこがれ?

のマンションになんと潜入、あ、取り消し。

入場、ん?入館?あれ?なんていうのかな??



とにかく、初めて入る機会を得た訳です。



というのも、子どもが通っている合氣道の師範がオーナー一家とご縁があって、

な、なんと沢田マンションの地下に道場を開いたのです。

週に2回ほど沢田マンションでも稽古をするから、来てもいいよ。



思いは通じる。とは、まことなり。



どきどき



階段でいきなり地下へ潜っていく通路と、

地下駐車場を抜けて辿り着く通路があります。



階段でいきなり地下へ行く通路は、入り口に「多目的ホール」と書いています。

地下駐車場を抜ける通路は、時々どでかい芸術的な油絵が飾られています。

うーん。住人の作品だろうか。

何もかもが、私の好奇心をくすぐります。



そして地下の道場は、

なるほど、道場!

なるほど、多目的ホール!

手作り感ただよう、不思議空間。

なんでここにこんなものが?という景色もちらほら。



うーん。いとをかし。



壁の一角には。土?剥き出し?みたいな箇所もばっちり発見。

そして、寒い。

夏は快適間違いなし。



この冒険心をくすぐる感じのお陰で、

下の子(男児)は、なんだか沢マン道場がかなり気に入った様子でした。



2008/03/15

今年もはじまる!

2:05から・・・

起きてられるかな。



でも、今年は注目のJr.が二人もいる。



みたい。予選で噂のほどをチェックしなければ。

2008/03/12

さくらさく


庭の桜が咲きました。

サクランボができる品種なので、咲くのがソメイヨシノとかより少し早めです。



どうやら満開です。



変な写真ですが、こんな感じです。


















よっしゃ。今年もあのかわいいサクランボの実をつけるのだよ。



あれは4年ほど前、サクランボの実が沢山ついた年でした。

子ども(当時2年生)のクラス便りに、同じクラスの近所の男の子の作文が載っていました。



「きのう、ひとみちゃんちのお庭で、ひとみちゃんといっしょにサクランボを食べました。

たくさんたべました。甘くておいしかったです。

ひとみちゃんちにサクランボの木があって良かったです。

みんなもたべてみてください。」



LOL



おもろすぎ。





2008/02/19

でんでんむしのかなしみ


 浮気を繰り返しながら読んでいる、友達から借りた高橋克彦の「火怨」も佳境に入ってきたけれど、

ここでまたまた浮気してます。

こんなときの浮気の相手は大抵ミステリーとか別の友人に勧められてハマってしまった村上春樹なのですが、

今回の浮気相手は新美南吉です。


新美南吉・・・「手袋を買いに」「ごんギツネ」は懐かしい方も多いと思います。今も子どもが本読みの宿題で読んでます。

月2回小学校で読み聞かせのボランティアをしているので、

今度は何を読もうかなと近所の図書室へ物色しにいきました。


そこで今回選んだのは、新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」です。






















10ページにも満たないお話ですが、感動です。


あるいっぴきのでんでんむしが、たいへんなことにきがつくのです。

「わたしの せなかの からの なかには かなしみが いっぱい つまって いるでは ないか」


えほんの絵がまたすばらしいので、えほんを見てほしいのですが、

ネットに本文全文あります。

あとがきによりますと、このお話は皇后美智子さまが1998年インドでの国際児童図書評議会世界大会での基調講演(ビデオ)で、幼い頃に読んでもらったこのお話について、思いがけないときに、何度も記憶によみがえってきたと語られたそうです。


シルヴァスタインの「おおきな木」以来の出会いを感じましたよ。
























この「でんでんむしのかなしみ」には、多分、大人の人たちが若い人たちに伝えたい大切なことが簡潔に二つ盛り込まれているように感じます。それは私にとっては自分自身をも励ましてくれる強烈なメッセージでした。



おすすめです。


ちなみにこの日、新美南吉をほかに3冊借りました。どれもじぃぃ〜ん。です。

あ、今晩から「火怨」に戻ります。




2008/02/04

有名な学校






今日は、結構有名な明徳義塾ってゆう学校のお話です。



野球では智弁和歌山と張るくらい有名だと思うんですが。

(ちなみに高知で「智弁和歌山は和歌山で一番の進学校だ」と教えてあげると皆びっくり仰天する。)



明徳といえば、サッカーではサントス、ゴルフではさくらちゃん、

そして相撲では朝青龍を生んだスポーツ名門校なんですよ。

ただ、ご存知の通りみんな高知出身じゃないんだけどね。



明徳義塾高校のある、土佐市の近くには、青龍寺っていうお寺があって、朝青龍の名前はここから来ています。



※ 私はそれより東寄りの清瀧寺(きよたきじ・字が似てる)も好きです。こちらは戒壇巡りができる、という体験型のお寺です。どちらもおすすめです。



あ、学校の話に戻ります。

そしてその学校は、全寮制で多分男子は全員丸刈りで、

その厳しさに脱走しようもんなら、

絶対途中でのたれ死ぬっつーくらい人里離れた山深いところにあるんですよ。



そんな明徳義塾にちよつと用事があって9月頃にバスで出かけました。

そしてそして相撲部の練習をなんと見学させてもらったのです。

うふ。



家族そろって大相撲ファンで、大興奮の私はヤング力士たちと

友人の変態を見るようなまなざしもそっちのけで

写真を撮りまくっちゃいましたよ。



「鉄砲」という稽古があるのですが、

(太い「鉄砲柱」とよばれる柱に向かって行う突っ張りの稽古です。)

琴奨菊が高校生のときには一本折っちゃったそうです。

きゃあぁぁたくましー。



今日はそんな彼らの練習風景をご覧あれ。







股割り・・・す・すばらしい!
















四股踏み















すり足












ルーティーンに基礎を毎日毎日稽古するんですね。すばらしい。

「近頃の子供たちの相撲離れがさみしい。」と部員の皆さん(部員5人うち高3が3人)とコーチも言ってました。



豆知識)相撲の土俵の四隅の房は、東西南北でそれぞれ季節と神様(動物:亀龍孔雀虎)色(黒青赤白)が決まってるんですよね。今度大相撲をテレビで観たときに確認してみてくださいね。そのほかいろんな小道具にもちゃんと意味があって、感心するんですよ。