以来ファンです。
(残念ながら大河ドラマ「徳川家康」の時の織田信長役は覚えていません。)
しかも役所広司の出ている映画にははずれがないです。
(私にとってはね)
役所広司の出た映画を色々観た時期があるのですが、
「EUREKA ユリイカ」はその頃出会った珠玉の作品の一つです。
この映画の何がそんなに良かったかというと、
役所広司とそしてもう一人、宮崎あおいです。
昨今の彼女の活躍に注目されている方にお勧めいたします。
ストーリーは、
あるバスジャック事件からはじまります。
事件後、生き残った運転手の役所広司はショックのあまり心に傷を抱えて町から姿を消します。
また、同じく生き残った乗客の中学生と小学生の兄妹も精神的なショックを受けています。
さらに彼ら二人は事件後マスコミや世間から冷たい仕打ちを受け、
追い打ちをかけるように子ども達を守りきれなかった両親もいなくなってしまいます。
後に町へ戻って来た役所広司は、兄妹が二人だけで世間から隠れるように生活をしているのを知り、
尋ねて行きます。
気がかりなのは、妹が全く心を閉ざしてしまっていることです。
丁度その頃、町では連続通り魔殺人事件がおこり、役所広司に疑惑の目が向けられます。
彼は小さな中古のバスを手に入れ、その小さな町を出るべく兄弟達と旅にでます。
その旅は、奇妙な旅ですが、役所広司がこの旅の中で子ども達と向き合う姿が
命がけというか、まっすぐなんです。自分自身、何かを取り戻そうと必死なんですね。
彼らが旅を通して人間らしさを取り戻して行く姿が丁寧に撮られていて、
ロードムービーでしかも217分という長い映画にもかかわらず、
時間を感じさせません。
最後の、過去と決別する宮崎あおいの表情が爽快です。
最高のラストです。
この映画ではじめて宮崎あおいを知りましたが、
当時から、すごい演技力でした。
ちなみにEUREKAとは、「やった!」とか「みつけた!」とか「しめた!」という言葉で、ギリシャ語がルーツだそうです。
すごい余談ですが、「父母の誤算」以来応援している利重剛がバスジャック犯役ででていたのも、ラッキーでした。やな役でしたが。
6 件のコメント:
宮崎さんへのコメントは他の方に任せます。
役所さんって、もと公務員なんですよね。ご存知でした?
千代田区役所に勤務していたそうです。
役所の出身なので、役所広司さん。洒落てますよね。
こんにちはー。
あおいちゃん、いいですよねー。
なかなかヘビーな内容のストーリーみたいですが、がんばって観てみたいと思います!!
>>兄妹が二人だけで世間から隠れるように生活
柳楽優弥くんの「誰も知らない」を連想しました。あちらは淡々とした悲しいような不思議なお話でした。
YOUさんと柳楽優弥くんの「Miraカスタム」コンビ。CMみるたびに柳楽くん大きくなったなぁーと親戚のおばちゃんみたいな感想を持つ今日この頃・・・
justiaさんへ
役所勤めをしていたことは、聞いたことがありましたが、
千代田区役所だったのですね。
もし電器屋さんだったら、電器広司?
青果店だったら、青果広司?
眼鏡屋さんだったら、三木広司?
コンビニだったら、便利広司?
たこ焼き屋さんだったら、たこ広司?
ああ、またもや、想像が膨らみすぎているわ。。。
Leaf.さんへ
そういえば、ストーリーはかなりヘビーですね。
観たら、ヘビー感はあまり感じないです。不思議だなあ。
「Miraカスタム」のCMを観る度に、
ああ、親子仲良くなれて良かったね。なんて錯覚をおこすのは
私だけ?
うちは、一家揃って柳楽優弥くんを応援しています。「星になった少年」は家族で観に行きました。
理由は、「誰も知らない」の彼がポチャオ君に似ていたからでした!
しかし!どんどんシャープで男らしくなっていく柳楽くんをみて、あらららら、またまたかけ離れてしまったなー。と家族で話してます。
>>彼がポチャオ君に似ていたから
おおー!
ポチャオ君も将来有望ですね!そして精神鍛錬された合気道青年。素敵。
そうなんですよ。
似てたんですよ!
髪型が!
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