夏休みに地区の子ども達対象に映画が上映されました。
その時上映された映画が「赤い風船」という映画でした。
フランス映画でした。
ひとりぼっちの少年がふわりとやって来た赤い風船と仲良しになる話です。
詳細は覚えていないのですが、
不思議な映画でそのあともずっと頭の片隅で気になる映画として存在してました。
私が高校生くらいのときのこと。
「坊やの人形」という映画をたまたま観ました。
この映画は、60年代の台湾の庶民の生活を3人の監督が描いたオムニバス映画です。
この映画を観て以来、私はホウ・シャオシェン監督の大ファンです。
8年くらいまえのこと。
本屋で「赤い風船」という絵本をみつけました。
「あ!」というかんじです。
すぐに手に取って読んでみると、まさにあの「赤い風船」のストーリーでした。
イラストはなんと、いわさきちひろさん!
家に帰ってから改めてまじまじと読んでみますと、
あとがきに、映画の「赤い風船」を絵本にしたと書いてありました。
ますます、あの「赤い風船」が気になっていました。
ら、
な、なんと、この夏
「ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン」という映画が公開するとな!!!
参考サイト↓↓↓↓↓
http://ballon.cinemacafe.net/
パリのオルセー美術館の開館20周年記念の映画製作に監督としてホウ・シャオシェン(候孝賢)監督が選ばれたのです。そして、テーマは「赤い風船」へのオマージュ(仏語:敬意)。
主演はジュリエット・ビノシュで、この映画の中での演技はかなりの高評価です。
ちなみに、オマージュなので、「赤い風船」とは関係が無くもないけれどストーリーは別物です。
私は、機会があれば観たいですが、現在のところ四国での上映は無いようです。
ラッキーだったら、自主上映で観られます。四国ではよくあることです。
なんといっても一番感動したのは、
私と同じように、「赤い風船」が忘れられず、ホウ・シャオシェン監督が大好きな人が
世界中にいるんだわ!ということでした。
4 件のコメント:
Le Ballon Rouge
トリュフォーやゴダールにあこがれて、字幕に頼らずに
フランス映画を見ることができるようになりたいと思い
大学時代に第2外国語にフランス語を選択したのは僕です。
決してマドモワゼルと仲良しになりたかったからではありません。
おかげで、流暢なフランス語を話せるようになりました。
「ぼんじゅーる・まどもわぜる」
「こまんたれ・ぶ」
あのー、
「ごまだれ、ぷー」
とは、ドレッシングか何かでしょうか?
フランス映画を字幕なしで観られたら、素敵ですね。
私は来世でそんな夢を実現できたらと思います。
そうですね、
いい感じの映画みたいですね。
「赤い風船」という映画、知らなかった。
ぜひ、観に行きたいですね。
大阪まで行かないと見れないのかな。
一日で映画館を梯子しようかな。
絵本も素敵ですね。 どんな内容なんだろう。
「星の王子様」みたいなのかな?
空想がひろがります。
ありがとう。 「めるしー・ぼく」
絵本のストーリーは映画の「赤い風船」とまったく同じです。
絵も映画から切り抜いたようなカットです。
ただ、映画の方が(当たり前ですが)躍動感と臨場感がありました。
「勧善懲悪」のように大人の意図が入ったものではなくて、本当に子どもの目線なんです。そういう意味では、「星の王子様」ちっくです。
絵本を小学校の読み聞かせで何度か読んだことがありますが、反応は微妙です。多分、どう反応していいか分からないんだと思います。けれども、きっと子ども達は忘れられないお話になるとおもいます。
コメントありがとうございます!
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