今朝、10:00から観に行って来ました。
「おいしいコーヒーの真実」
「おいしいコーヒーの真実」は、78分のドキュメンタリー映画です。
エチオピアでは5人に一人がコーヒーで生計をたてているそうです。
コーヒー豆の値段は世界の4大企業を主としたニューヨーク先物取引でほぼ価格が決まります。
その価格が安すぎるため、農家は貧困にあえいでいるというのです。豆の買い取り価格はびっくりするほど安いです。
私たちのところに届くまでに、中間流通コストがかかりすぎるため、私たちのコーヒー一杯の値段になると映画はいいます。
コーヒー農家のお父さん達は、子どもを学校にだけは行かせてやりたいと、訴えます。
「エチオピアでは毎年700万人が緊急食糧援助を受けており、緊急支援に依存せざるを得ない状況にある。しかし、アフリカの輸出シェアが1パーセント増えれば年700億ドルを創出できる。この金額はアフリカ全体が現在受け取っている援助額の5倍に相当する。必要なのは援助ではなく、自立を支援するためのプログラムなのだ。」
「フェアトレード」っていうことばは、「100人の村」シリーズが話題になった頃からちらほら耳にしていました。
こういう映画が話題になれば、フェアトレードのポジションがわかりやすいですね。
私は、2年近く前に「ダーウィンの悪夢」を観たときにも感じた、アフリカと欧米との間にある溝の深さを再認識しました。(もちろん日本も無関係ではありません。)
「ダーウィンの悪夢」
2 件のコメント:
う〜ん原価が安く叩かれる話は聞いた事が有るけど
コーヒーまでとは私結構飲む時は飲むので複雑な
気持ちです
要するにフェアトレードのコーヒーを飲んで下さいってことみたいですね。
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