「モチモチの木」
この絵からもじさまのやさしさがにじみでています。
2年生のクラスで読みました。
小学校のとき教科書に載っていたので、私には馴染みのあるお話です。
光村図書の教科書には多分今も3年生の下の教科書に掲載されていると思います。
前に「じごくのそうべえ」をとりあげたとき
「モチモチの木」についてのコメントをいただきまして、まさに今日「霜月二十日」に読みました!
うちの子どもの小学校の教科書には載っていません。
とはいえ、有名な本なので知ってる子も沢山いました。
お話は、じさまと暮らす豆太の勇気と感動の物語です。
臆病者の豆太は夜にもよおしたときは、じさまを起こします。
一人でおもてのセッチン(便所)へ行けないからです。
理由は、おもてにあるモチモチの木が夜になるとこわいから。
(本当はトチの木らしいが豆太はそうよんでいる)
今日はそのモチモチの木にひがつく日です。
年に一度、霜月二十日の「うしみつどき」だけひがつくそうなのです。
モチモチの木についたひをみられるのは、勇気のあるひとりの子どもだけです。
じさまも、死んだおとぅも見たそうです。
豆太も見たいけれど、「うしみつどき」にモチモチの木を一人でみるなんて自分にはムリとあきらめています。
夜中。
じさまが苦しそうにうなっているのをみて、豆太は寒く真っ暗な中、勇気をふり絞ってお医者さまを呼びにいきます。
そして豆太の勇気を祝福するかのようにモチモチの木にひがつきます。
挿絵とおはなしがとってもマッチしていて
ベリーグーです。
豆太が目をつむってお医者さまのところへかけて行くところは、
自分が豆太になったような臨場感があります。
読んでる私も、声に力が入ります。
子ども達もしィィィィん。
さいごのページで、元気になったじさまが豆太に言った言葉が優しくて優しくて。
胸がいっぱいになってしまいます。
名作ですね。
2 件のコメント:
こんばんはー。
こどものころ、この切り絵が怖くて本をひらけませんでした(家にあったのに)。
きょう始めてストーリーを知りました!!ありがとうございます。
はじめてっすか?
家にあったのに???
確かに切り絵って暗いイメージですね。
機会があればこの絵本、今度は挿絵を楽しんでみては。
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