2008/08/27

難解な質問4

久しぶりに、出ました。


今日、夕飯の時、土佐と高知の違いについて先輩が子ども達に説明していました。

先輩「あのね、高知っていうのは、昔は高知城のお城下のことを言いよったがよ。

よさこい節で、♪土佐〜の〜高知の〜はりまや橋で〜♪っていうのは、

つまり、土佐藩の高知という城下町のところのはりまや橋でねっていう意味ながよ。」

私「そうそう。だから、私らの住んでるところは今は高知市っていうけど、昔は高知じゃなかったがよ。昔は高知っていったら、今でいう町よ町。」

ポチャオ君「あ〜なるほど。ようするに、ホーホケキョのところやね?」


私「・・・?????」フリーズ。


ひとみちゃん「そうそう。」

先輩「そうそう、あの信号のあるところよ。」



・・・あ、なるほど。そういえば、お城の近くの信号って青になると鳥の鳴き声とかがしてますね。

なんでそんなにするりと分かっちゃうの?

私は、「ん?町の中でうぐいすとかが鳴くようなのどかなところってあったかしら??」

なーんて、考えていました。





全くの余談ですが、

今日、お風呂の時、ポチャオ君がニコニコしながら、

「お母さん、男の子って皆パンツ脱ぐ時、こうするんやね。」といいながら、

足首に落ちたパンツを足首に引っ掛けながら、ひょいっと蹴り上げてキャッチしてました。



夏休みに合宿やらサマーキャンプやらに参加して、

自分以外の男の子もそうしてパンツを脱いでるのをみて

嬉しかったようです。



女の子もしてたりして。


自由研究

夏休みの宿題もいよいよ本番です。

夏スキル・・・済み

絵・・・済み

工作・・・済み

ぞうきん・・・OK

あと、残るは・・・・自由研究!!!!

前回のブログで、工作が夏休みのめんどくさい宿題ベストスリーに常にランクインしていることには触れましたが、

常にベストワンを誇っているのはやはり自由研究です。

皆さんはどんな大作を少年少女時代に学校に提出してこられたでしょうか。

私は牛乳の腐り方を毎年研究してました。

プリンカップに牛乳を入れて、8月の20日頃から部屋に放置するのです。

で、毎日その絵を描くのです。におってみたりもしました。



それだけです。



結果は、毎年毎年同じで、「腐る」。以上。



先輩の場合、もっとシュールなことをしてたようです。

夏休みのはじめにたまたまゴキブリの卵を発見したことがあるらしく、

それを夏休み中に観察しようと決めたわけです。

最初は

「昨日より大きくなったような気がする」とか

「少し動いた気がする」とか

まじめに観察していたそうですが、


一週間たっても、二週間たっても、特に変化は訪れず、


結局

「何も変わりませんでした」で8月31日を締めくくって提出したそうです。


そんなんでええん?


2008/08/24

会社のデイキャンプ

今日は、先輩(ワタクシの夫)の勤める会社主催のデイキャンプでした。



こういう催しって、どうですかい?



参加する家族としては、「かあるくウザイ」って思っているそこのあなた。



そんなこと思っていても口に出してはいけませんよ。



この催しは、彼の会社の夏の恒例行事です。



今年は参加者(つまりシャイーン)の方達の予定がなかなかマッチせず、



日取りもなかなか決まりませんでした。



「このまま、今年は流れるかも♪しめしめ」なんてほくそ笑んでなんていませんでしたよ、私は!!



で、ほんの10日程前に急遽24日に決定しました。



「ちっ。やっぱりやるんか」なーんて舌打ちしませんよ。



まあ、とにかくtiotioスケジュールを確認してみると、

この日は、学校の「親子木工教室」が午前中に入っているではあ〜りませんか。



「親子木工教室」とは、夏休みのめんどくさい宿題ベストスリーに常にランクインしている

工作の宿題を一気に終わらせることを可能にした、人気の学校主催の行事なのです。

2年に一回うちの学校が会場となり、希望者だけ参加です。

tiotio家は2年ごとに毎回参加してます。お陰で今まで数々の本棚をtiotio家に送り出してきました。



私「あいにく、そういうわけで「親子木工教室」に行かなあかんから、キャンプは・・・」



先輩「僕は朝からキャンプに行っちょくけど、じゃあ、tiotioさんたちは午後から参加やね」



私「!・・・ごごから?・・・やっぱり行った方がいいかしら・・・」



先輩「うん、みんなひとみちゃんとポチャオ君に会うの楽しみにしてるし」



私「じゃあ、仁淀川の河原(キャンプ地)まで二人を送って行って降ろそうか?」



先輩「ははは。(目が笑ってない)」



私「はい、冗談です。午後から参ります。」



というわけで、今日はお昼に「親子木工教室」が終わると、お腹をすかせて

そのまま仁淀川に直行しました。



※高知市を流れる川で代表的な川は「鏡川」です。鏡川も上流ではよくキャンプをしたり泳いだりします。今回キャンプした仁淀川は、高知市からわりと近くにある、県民に愛される川の一つです。私の知る限り、高知の人は四万十川よりも仁淀川の方が好きなんじゃないかというくらい人気があります。高知では西部の四万十川(しまんとがわ)が超有名ですが、四万十川に負けないくらい景色も水もきれいな川です。



既にみなさんが作っておいてくださった、カレーライスを食べ、BBQで肉をたらふく食べ、



色んなゲームでは、各賞をtiotio家が総なめし、総額ンンン円分の商品券をゲーットし、



結局、大盛り上がりで、どっぷり楽しんできました。



更に、帰りには余った肉や野菜までお持ち帰りさせていただきました♪



いやー、先輩の会社 万歳!



いい会社だねー。



来年も、ひとつよろしく!



・・・って、去年もキャンプの帰りには思った気がする。









2008/08/17

ラジオの実況

ラジオでスポーツの実況中継をしているアナウンサーの方ってすごいですよね。



普段から野球の実況とか聴いてて、すごいなー。と感心してます。

聞いてるだけでどんな球がどこへ行って、どういう展開になったか頭の中で映像化できるもんね。

しかも、途中途中できちんとゲーム展開の数字的な部分も細かく言ってくれるし、



それが、高校野球になると、更に選手のバックグラウンドや

両親の事前のインタビューなども紹介しながらやってくれます。

よく名前とか間違えないよな。とこれまた感心します。



ラジオの実況を聞いたあとにテレビの実況を聞いてたら、

なんて余裕があるんだろう。アナウンサーも、まったりしゃべってるような気さえする。

やっぱり、ラジオの実況はすごい。とまたまた感心します。



それがそれが、オリンピックとなるとちょっと様子が違ってこれまた面白いんです。



体操とかだと、一体、今何をしてるのかわからなかったりします。

技の名前があるところは言ってくれますが、「コールマン」とか「コバチ」とか突然叫ばれても、

素人には、さっぱりわかりません。

いつのまにか演技が終わっていたり、演技がやってるのかやってないのかさえ分からないときもあります。

いつの間にか着地が成功して大喜びしてたりするんですね。

で、今の演技はどうだったんだろうか。。。



点数をきいて、どのくらいすごい演技だったかをなんとなく想像します。

家でニュース映像を確認して、「なるほどー」と納得します。



バドミントンはさらに面白いです。

シャトルの行き来が超早いので、

全然実況する余地なしなんですよ。

苦し紛れの実況が健気です。



野球と違って、マニュアルが確立してないのかもね。

最近、ドライブ時のちょっとした楽しみになっています。



2008/08/14

石竜子

私と先輩の行きつけのガソリンスタンドは、

セルフですが、支払いは窓口のレジの人に払いに行きます。



そのガソリンスタンドはスタンプカードをお客さんに配っています。

10リットルでスタンプ一個。

スタンプカードが一杯になったら、近くのスーパーで使える500円分の商品券と交換してくれます。



火曜日と土曜日はスタンプ2倍サービスデーなので、

我々は火曜日と土曜日にせっせと通っています。



そのガソリンスタンドが、

最近新たなサービスを更に始めました。

それは、レジのところに漢字が書いてあって、

それを読めたら更にスタンプ一個サービスなのです。



それが、読めても読めなくっても、

なんだか楽しくて、毎回私達の楽しみになっています。



今まで「労う」「仙人掌」「水馬」等がありました。

そして、つい先日「石竜子」



よく思いつきましたよね、こんなサービス。

読めても読めなくっても、レジの後、車の中で盛り上がります。



アイデア賞をあげたいところです。





ちなみに答えは

↓ ↓ ↓ ↓

「労う」ねぎらう

「仙人掌」さぼてん

「水馬」あめんぼ

「石竜子」とかげ

です。





2008/08/10

ダーク・ナイト

レイトショーで観てきました。



ヒース・レジャー・・・スゴすぎです。



残念なのが、はじめからおわりまで、

素顔なし。です。



めちゃくちゃのメイクで、イカれたジョーカーの役を

徹頭徹尾やりぬいてます。



その彼が、もういない・・・と思うと、

ストーリーとは関係なく、何度も涙ぐんでしまいました。



早くも、アカデミー助演男優賞の声も高い演技なだけあって、

やり過ぎなくらい、スゴかったです。



ここで、これまたスゴかったのが、クリスチャン・ベールです。

全然ヒースに食われてませんでした。



「太陽の帝国」に少年の頃大抜擢されたのは、実力だったのですね。

「アメリカン・サイコ」では

クレイジーな殺人鬼の一面を隠し持つ完全無欠のエリートサラリーマンを演じてますが、

今回は正義の味方をとっても素敵♪♪♪に演じてくれてます。



女性陣は思わず目をハートにしてアイラビュ〜☆〜♪〜です。



ちなみに、「アメリカン・サイコ」は2000年の映画ですが、設定が1980年代です。

80年代にMTVを観て、しょーもないことに見栄を張っていた、

あのバブリーな時代を覚えている方にとっては、ギャグ満載ですので、

そういう方で、血しぶきが平気な方は、とっても楽しめると思います。

ストーリーも最後まで裏切りませんよ。



また、ゲイリー・オールドマンが、こんな地味な役をよく受けたなあと感心しました。

私の観た映画の中ではではシド・ビシャスのイメージを一度も裏切らなかったので・・・。



ヒース・レジャーに戻ります。

それにしても、あんなにスゴいジョーカーをやられてしまったら、

続編はどうするんだろう。

と心配です。あの、ヒースのジョーカーの後を継ぐのは

かなりの重責です。



いやいや、私にとってはそんなことよりも、

ヒースの遺作となりそうな、来年公開予定の映画の方が大事ですわ。



ヒース! ヒース! ヒース!



2008/08/06

少年の発想

これは、期末の個人懇談で、ポチャオ君の先生に披露したエピソードです。



その日、子ども達は夕方から合氣道の稽古がありました。

私も用事があったので、いつもより早めに道場に行かねばならず、

子ども達には朝から

「遊びに行っても、4時半には家に居てね」

と伝えていました。

けれども、約束の時間になってもポチャオ君は返ってこず、

玄関前で仁王立ちして待っていました。

すると、自転車を引きながらポチャオ君が帰ってきました。



「おかあさん、ごめん、自転車パンクして乗れんかったき、遅くなってもた。」

とのこと。



週末、朝から近所の親戚のおじさんのところへふらりと遊びに行ったポチャオ君、

自転車がパンクしたことをおじさんに言ったらしく、

とっても面倒見のいいおじさんは、早速午後直しに来てくれました。



おじさんが、パンクしてる箇所を探しだし、

修繕して、タイヤをはめていると、



「なんか、このタイヤガムがひっついちゅうで、

ポチャオ君、ガム踏んだろうかねえ」



「あ、それ、僕がガムをくっつけた」



一同????「なぜに自分でタイヤにガムを?」



「あのねえ、あのとき帰ろうとしたら自転車がパンクしてて、僕が

『今日は早よお帰らないかんのに、歩いて帰らないかんなった。あーあ、ここでガムでもあったらなあ』

って言ったら、ふや君が、

『僕30円持っちゅうで』

って言ったがよ、ほいで急いで10円のガム買いに行ったが。

そしたら、ふや君が

『僕、ガム買う時3つ買ったら絶対1つは当たるがって』

って言って、3つ買ったが。

僕とふや君で急いでガム噛んで、くっつけた。」



とのこと。





「それでもパンクは直らんかったんやねー。」



ポチャオ君

「うん、もう空気が出てしまってたから直らんかった。そいで、

『あー遅かったかー』って二人で話した。」



(そういう問題ではないのだけれど)





「ふや君は、ガム当たったん?」



ポチャオ君

「当たらんかった」



ツッコミどころ満載の子どもの会話でした。

担任の先生も机をばんばんたたきながらの大爆笑でした。





2008/08/05

トカレフ


佐藤浩市×阪本順治ということで、これまたずっと前に観ました。



やっぱり、「男の真ん中」を覗いてみたかったので。

トカレフ


















なぜ、この映画のことを思い出したかというと・・・

そこは、想像におまかせします。



主人公は幼稚園に通う一人息子と妻と3人で平和で幸せな日々を送っていますが、

ある日、自分の運転する幼稚園バスに拳銃トカレフを持った覆面男がやって来て、

息子をさらっていってしまいます。

その犯人は、逃走用に同じマンションに住んでいる男からバイクを奪います。



犯人は身代金を獲るも、息子は遺体で発見されます。夫婦の関係は次第に壊れます。



主人公はひょんなことから、バイクをとられた、同じマンションの男を疑い始めます。



その同じマンションの男を佐藤浩市が好演しています。

主人公が佐藤浩市を問いつめるところでは、居直った佐藤浩市がトカレフで主人公を撃ってしまうんです。

このキャラが、切れたら何をするかわからなくて不気味で怖いです。



一命をとりとめた主人公もしぶといです。

最後までふたりともしぶといです。



この主人公は昔、ボクシングのチャンピオンだったらしく、

演技はおいといて、体当たりでこの映画に臨んでいます。



「トカレフ」という拳銃が要所要所で神のいたずらのように彼らの目の前にあらわれます。



映画が進むにつれて、すべての佐藤浩市の策略をだんだん主人公がさとっていきます。



荒削りですが、おもしろいです。



まさに、「男の真ん中」ですね。





2008/08/03

KAMIKAZE TAXI


これまた、役所広司めあてで観た映画です。



だいぶ前に観たのですが、思い出すと

「役所広司ってこんな役もやってくれるから大好き。」

とニヤニヤしてしまいます。



KAMIKAZE TAXI























ストーリーは断片的にしか覚えてないのですが、



役所広司は、ペルー育ちの日系人役で、

日本にやって来てタクシードライバーをしてます。



日本語がたどたどしくて、雰囲気も日本人離れしてて、

「ラジバンダリ」ちっくなんですよ。



正義感が強くて、仲良くなったチンピラの復讐劇に巻き込まれてしまうんですね。



チンピラの高橋和也とやくざのミッキー・カーチスのあいだで

やったりやられたり、めちゃくちゃなことが起こるんですが、

ちょっとコメディータッチであっちこっちで

「ぷっ」と笑ってしまいます。



最後は、みんなの復習を役所広司がやってのけるんですが、

大仕事を終えたというのに、

死にかけのやくざ、ミッキー・カーチスに自己紹介してるところが

超おもしろくて、そこだけ鮮明に覚えてます。



別におすすめしませんが、

興味のある方は、ご覧下さい。



私は観てないのですが、オリジナルは「復習の天使 KAMIKAZE TAXI」というタイトルで、

上下巻約3時間の大作だそうです。そちらはもっと社会派なかんじだそうです。

そちらは、海外でも高評価を得たそうです。

私が観て、今回ご紹介しているのは、ディレクターズカットされた短いバージョンです。



それにしても、原田眞人監督ってどんな天才?



2008/08/02

EUREKA ユリイカ


その昔、私もあなたと同様にNHKで宮本武蔵を演じる役所広司に一目惚れしました。

以来ファンです。



(残念ながら大河ドラマ「徳川家康」の時の織田信長役は覚えていません。)



しかも役所広司の出ている映画にははずれがないです。

(私にとってはね)



役所広司の出た映画を色々観た時期があるのですが、

「EUREKA ユリイカ」はその頃出会った珠玉の作品の一つです。
























この映画の何がそんなに良かったかというと、

役所広司とそしてもう一人、宮崎あおいです。



昨今の彼女の活躍に注目されている方にお勧めいたします。



ストーリーは、

あるバスジャック事件からはじまります。

事件後、生き残った運転手の役所広司はショックのあまり心に傷を抱えて町から姿を消します。



また、同じく生き残った乗客の中学生と小学生の兄妹も精神的なショックを受けています。

さらに彼ら二人は事件後マスコミや世間から冷たい仕打ちを受け、

追い打ちをかけるように子ども達を守りきれなかった両親もいなくなってしまいます。



後に町へ戻って来た役所広司は、兄妹が二人だけで世間から隠れるように生活をしているのを知り、

尋ねて行きます。

気がかりなのは、妹が全く心を閉ざしてしまっていることです。



丁度その頃、町では連続通り魔殺人事件がおこり、役所広司に疑惑の目が向けられます。



彼は小さな中古のバスを手に入れ、その小さな町を出るべく兄弟達と旅にでます。



その旅は、奇妙な旅ですが、役所広司がこの旅の中で子ども達と向き合う姿が

命がけというか、まっすぐなんです。自分自身、何かを取り戻そうと必死なんですね。



彼らが旅を通して人間らしさを取り戻して行く姿が丁寧に撮られていて、

ロードムービーでしかも217分という長い映画にもかかわらず、

時間を感じさせません。



最後の、過去と決別する宮崎あおいの表情が爽快です。

最高のラストです。



この映画ではじめて宮崎あおいを知りましたが、

当時から、すごい演技力でした。



ちなみにEUREKAとは、「やった!」とか「みつけた!」とか「しめた!」という言葉で、ギリシャ語がルーツだそうです。




すごい余談ですが、「父母の誤算」以来応援している利重剛がバスジャック犯役ででていたのも、ラッキーでした。やな役でしたが。