ひとみちゃんはクラスのみんなに手紙を書く事に決め、
金曜日、朝からせっせと執筆に励んでいました。
わりと凝った手紙で、封筒も一人ひとりにオリジナルのイラストを描いたりしてました。
(↑一部抜粋)
出来映えには、私も感心しました。
彼女は時間を忘れて何時間も机に向かってました。それが仇になろうとは。
夕方、道場に行きました。
稽古が終わってから「お母さん、今日は後ろ受け身のときめちゃくちゃお尻が痛かった。」
とお尻の痛みを訴え始めました。良く聞くと、正座する時も立ったり座ったりする時も痛いとのこと。
帰宅後も手紙の作成作業の続きに没頭してました。
そして、土曜日、痛みは更に激しくなっていたようです。自転車とか絶対乗れないくらい。
というわけで、土曜日、道場の稽古に彼女は欠席しました。
月曜日には卒業式なのに、卒業式にみんなに渡す手紙を書いたがために。
とりあえず、本日も彼女は稽古をお休みして安静にしてました。
二日続けて稽古を休んだので、道場の先生も気になったようで、
ポチャオ君を道場に迎えに行ったとき先生に
「ひとみちゃんはどうしたんですか?」と訊ねられました。
「実は、卒業するんで、みんなに手紙を書こうと頑張っていたら、長時間椅子に座り続けていたので、受け身ができないほどお尻が痛くなってしまったんです。」
と簡単に状況を説明すると、
「うれしい!ひとみちゃんが皆に手紙を書いてくれてるなんて!
それは、きっとみんなも喜ぶと思うわあ。皆もひとみちゃんにお返事書かんといかんねー。」
と。
あれ?なんだか勘違いなさってるかも?
ひとみちゃんはクラスのみんなには手紙を書いたけど、
道場の皆には別に・・・。
でも、先生すでに目をうるませて喜んでいる。今更後戻りできない?
帰宅後、事情をひとみちゃんにはなすと、
「・・・わかった。道場のみんなにも手紙書くわ。・・・」
と渋い顔で決心してました。
お尻痛いのに、ごめーん。
2 件のコメント:
「お母さん、ひど〜い!」と、ひとみちゃんの声が聞こえてきそう。
悪気はなかったとはいえねぇ・・・「口は災いの元」ですよ。
そう言えば、うちの娘も担任の先生にお別れの手紙を書いてました。
毎年、受け持っていただいた先生にお礼の手紙を書いてます。
教えた訳でもないのですが、世渡り上手な娘です。
ですよね〜。ひとみちゃん、ごっめぇ〜ん。
お尻の痛みは今朝にはだいぶん良くなっていて、元気に家を出ました。
良かったー。
道場のみんなへの手紙はいつ書くんだろう・・・。
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