2009/01/10

道場の作文




昨年末、子どもの通う合氣道の道場で演武会がありました。



前にも道場にずま君という男の子がいることをご報告しましたが、

そのずま君は誰もが認める師範の一番弟子なんですね。

現在三年生。



そのずま君が、なんと12月に骨折してしまい(しかも右手=利き手)、演武会に出られなくなってしまったのです。

誰もがびっくりしましたが、一番残念がってたのは紛れも無く本人だったでしょう。



演武会の頃になると、先生が子ども達に作文を書いてくるようにと、原稿用紙を配ります。

今年に入り、作文が続々と集まってきました。



そして今週に入って、ずま君もギブスがとれ、簡単な稽古なら参加できることになりました。

そして、ずま君も作文を書いてきていました。(なんと左手で)



ずま君の作文を先生が皆に読んでくれました。



皆さんにもぜひご一読頂きたいとおもい、抜粋して紹介します。



「ぼくと合氣道」

・・・(中略)・・・そしてもう一つの出来事は、十二月にうでをおったことです。ぼくにとってはじめてのこっせつで、こけた時に、おれてると分かりました。(中略)びょういんでこっせつしていると聞いて一番はじめに思ったことは、しばらく合氣道ができなくなり、右手で字がかけなくなるということでした。でもその日から左手で書こうときめました。なぜなら、合氣道で一方がだめならもう一方を使えということを教えてもらっているし、(中略)ぼくは、なおるけがなので、たいしたことないと思います。ぼくは、合氣道でならっている、『何かあるのが人生にして、何もない人生はない。そんな時、おどろいてもかなしんでもなやんでも、すべて間に合わないと心に決めてぶどう心をやしなう』を思い出しました。(中略)けがをしたことも一つのけいけんだと思いました。(略)



プライバシーの関係で部分的に省略しましたが、私は、聞いていて目頭が熱くなりましたよ。



他にも、小さな小さな幼稚園児の子ども達も合氣道が好きな気持ちがいっぱいの作文を書いていたり、普段は照れ屋の子も素直な気持ちで合氣道との出会いに感謝してることを書いてたり、合気道の師範や先生や友だちが大好きなこと書いてたり、本当にこの道場での出会いは貴重で素晴らしいなと思いました。



ほとんどの子が小学校も学年もバラバラなのに、合氣道を通して縁あって道場で友だちになれて、私もその恩恵を受けてます。



ニコニコ。



ちなみに、演武会のひとみちゃんとポチャオ君は
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