これは、高知県人でも知ってる人は少ないと思います。
足摺岬(あしずりみさき)のある、足摺半島(高知県土佐清水市)にあります。
「足摺」って、高知市から西に車で3時間半。(←開通している部分は高速を使ったとしても)
遠いんです。
だから、私も数年ぶり、子ども達は初めて。なんと先輩は30年ぶり。
いやー、県外ナンバーの車、多かったですよ。
で、途中、「砂浜美術館」とか、「四万十市中村で昼食」とか・・・ま、寄り道しつつ、
足摺半島に突入、「足摺スカイライン」を走っていると、「唐人駄馬(とうじんだば)巨石群」の看板が漸く見えてきました。
地図も。
さあ、森の中に突入。
次から次へと巨石が・・・。
高い所の岩によじ登ると、唐人駄馬公園と呼ばれる、ストーンヘンジのようなストーンサークルが見えます。さらに向こうには太平洋も。
この、岩がねー、でかすぎて・・・。
高さ5mとか7mとかの巨石がごろごろあるんです。
岩の隙間を縫うように色んな岩を見て歩いていると、
あれ?私はどこにいる?
と迷子になってしまうくらい、遠近が狂うほど岩がデカい。
また、配置とか石の形も自然のものと考えるにはとっても不思議。
だからといって人工的に運んだりするのはとても無理なほどデカイんです。
で想像力をかき立てられます。
不思議スポットです。
この周辺からは縄文時代の石器や土器が出土しているらしく、
どうも、この巨石を何かのシンボルと崇めた祭礼が唐人駄馬公園のあたりで催されていたのではないか。
などと推測されます。
けれども、なぜこんな摩訶不思議な巨石がここにあるのかは「自然が作った芸術」としか説明できないみたいです。
石を見上げたり登ったりしたあと、唐人駄馬公園の広場にも行きました。
公園からも巨石群を眺めたりしました。
遺跡ですねー。この公園でしばし佇んでいると、いい風が吹いていて、時間が経つのをわすれます。
足摺まで来られたら、そんなにお時間はとりませんので是非この不思議を味わって下さい。
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