梼原町とは、坂本龍馬らの「脱藩の道」として知られています。
とってもいいところです。
幕末事情に詳しい人なら知っている、那須信吾ら志士を輩出しています。
現在ここには「土佐・龍馬であい博」のサテライト会場の一つ「維新の道社中」があります。
高知市から車で1時間半。
近くには「雲の上のホテル」というホテルがあります。つまり、結構高地にあります。
涼しかった〜。いいとこです。
こお〜んな山の中なのに、結構県外ナンバーの車も来てて賑わっていました。
早速「維新の道社中」に入館しました。
中では脱藩のとき檮原ルートを選んだ理由や、檮原の人が龍馬らをどのように扱ったか、当時の土佐藩ならではの事情までも詳しく分かりやすく説明されていてとっても勉強になりました。
道中先輩と、電話も電車も無い時代、那須信吾ら檮原の人がどのようにして高知の情報を得て吉田東洋を暗殺したり、尊王攘夷運動に身を投じていったのだろう。とあれやこれや話をしていました。
梼原は昔から「客人(まろうど)信仰」といって、「遠くより訪ねくる者は厚遇すべし」という精神が大切にされていたそうです。「茶堂」という小さな休憩所が所々にあり、そこでは旅人に休憩してもらい、お茶や食べ物を振る舞って、色々と旅の話を聞き出し、世の中の情報を収集していたそうなのです。
ほほー。そんな信仰があるのですね〜。
もしかして四国巡礼の「お接待」もそれなのかしら。
これは奥が深そうです。
ここの展示物の中には、大河ドラマで実際につかわれた福山雅治さんや要潤さんの衣装もありました。
さ、さわりたい〜。
もちろん、そこはぐっと我慢しました。大人ですから。
ついでに「維新の門」といわれるところにも行きました。
というか、ここ前から来たかったのよね〜。
ここにある8人の志士達の銅像が私は大好きです。
向かって右は坂本龍馬と沢村惣之丞を案内している那須俊平。
左は先頭に那須信吾、その後ろで手を挙げている人は吉村虎太郎、
中央は掛橋和泉。(この人は資産家の養子で脱藩する同志のために資金調達したのが養母に知れ、詰問された後、同志に害が及ぶのを防ぐために自害しました。)
全員の像が本当に活き活きとしていて、すごくいいです。
梼原町の観光ガイドがまた素晴らしいです。
龍馬の扮装をして案内してくれたりしますよ。何年か前から名物です。
まろうど信仰が今も生きてますね〜
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