坂本龍馬を主人公に描いた最初の小説です。
著者は坂崎紫瀾(さかざき しらん)。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」で、大成功を収めた岩崎弥太郎に龍馬のことを聞き出すべく
取材をつづける新聞記者が折々に出てきます。あの人です。
明治16年の1月から高知の土陽新聞に掲載され始め、大評判をとったものだそうです。
掲載は同年の3月30日まで続きましたが、ここで坂崎が先に書いた作品の表現のために不敬罪で入獄し中断となります。
けれども6月末に出獄するや否や7月10日から再び掲載を始め、同年9月27日に完結したものだそうです。
連載中に早くも京都で前編が発売されます。続いて大阪や東京でもそれぞれ発売され、その人気の高さを表しています。
中身は、当時の文体に法っているようです。
はてさて、読めるかな。
まあ、がんばります。
先日、高知県立文学館に行った時ショップで販売されているのをみつけ、
買っちゃいました。
仕事中でしたが、最後の一冊だったので・・・つい。ははは
自由民権運動へつながるような描かれ方のようです。
めっちゃ面白そうなんです。
誰か、現代語訳して。
4 件のコメント:
おぉ〜!!テンションあがりますね。
ぜひぜひ解説してくださいませ。
取材をする「あの人」は実在する人物なんですか?!
明治16年、、、すごく早いですね。当時に生きてたならきっと興奮して連載を楽しみにしていたに違いありません。素敵です。
Leaf.さん、こんにちは!
テンション上がりますよね。
そうです!坂崎紫瀾は実在するのです!!!
弥太郎に取材したかどうかは知りませんが。
さあて、私が読んでも面白いかな。^^
自由民権運動につながる・・・というところに興味があります。当時の空気を感じるにはもってこいの書物ですね〜また教えてください^^
Leaf. さん
はい、最後まで到達できるよう、がんばります。漢字ばっかりの文章なので、最初ビビりましたが、平仮名には変体仮名がいっぱい混ざっているので、漢字の方が読みやすいことに気付きました。
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