2011/07/22

同居

実は5月から同居しています。



誰と?



両親と。



先輩の。





たま〜に

「ほっといてくれ〜」

「こら〜!!子どもを甘やかすな〜」



と思ったりしています。

口に出してはいませんが、

正直な私の事です、顔にはもろ出ていることでしょう。





いやいや、誤解されては困りますよ、



先輩のご両親はとても理解のある方で

私は尊敬しているくらいです。



私の実家の母に比べたらよっぽど愛情豊かな方だと思います。



それでも、ときどき「面倒くさ」と思ってしまう。

正直な私。



そして、子どもにも



「こら〜!たけちゃんときゅうさんの前でいい子ぶるのはやめれ〜」



と言いたい。





今日はここまでにしとこか。





※たけちゃん=先輩の母、きゅうさん=先輩の父





2011/07/16

部活

この春、小学校を卒業して中学校に入学したポチャオ君は

小学校のときに宣言していたとおり

希望の「剣道部」に入部しました。



剣道って小学校のときからやってた人が結構いるので

初心者はかなり少数派のようです。



けれども先輩や友達にも恵まれ、毎日練習に励んでいます。



そんなポチャオ君に顧問の先生がひょいと、日体大剣道部の面タオルをくれました。

30年以上前の学生時代の思い出の品を押入れから出して来て

ポチャオ君にくれたそうです。



どうやら先生にもかわいがられているようです。



少しずつ道具を揃えながら試合に出られる事を目指しています。









そして6月終わりに瞳ちゃんはバスケ部を引退しました。



スタメンにはなれないままでした。



私は一度も彼女の試合も練習も観たことがありません。

(このことを周囲の人に話すと驚かれますが)

私の手元には彼女がバスケットをしている写真が一枚もありません。



それでも彼女が試合でシュートを決めたと嬉しそうに報告してくれる時は

我が事のように嬉しかったですし、

体育館のトイレ掃除や部員への気遣いや道具の片づけのことで

先生や他の保護者の方に褒められたりすると誇りに感じていました。



2年と少しのバスケ部生活で彼女が経験し、得たものは大きいと思います。



高校に入学したら何部に入ろうか今楽しそうに思案しています。





これから勉強して、受験して、部活して、



青春やなー







2011/06/23

めがねのおじいさん!!!!

そりゃないっすよ〜!!















かの小林克也さんをそんな、そんな・・・



ひとみちゃん、ケイティ・ペリーの名前が出てこず、先輩に



「このあいだ父さんと観ためがねのおじいさんのテレビに出てたあの人」



だって。



あたしゃ大爆笑してしまったけどかなりショックでしたよ。



え?小林克也さんって、ひとみちゃんからみたら「おじいさん」なの〜?



え〜え〜え〜







2011/04/02

嬉しい電話

同じ町内会に住んでいる、わくぼさん。

お子さんが小学生のあいだは学校の読み聞かせボランティアも一緒にしてました。



私と同じ年で、出身が大阪で、関西圏出身っつーことでなんだか親近感があります。



お母さん歴は私より少し先輩です。おっとりしてて優しい関西弁で、明るくて大好きな人です。



私の住む町内会では毎年夏に夏祭りをしており、小さな町内会の割りに年配の方から若手まで皆で力を合わせてかなり頑張ってやります。バザーや花火大会は小学校区では有名で祭り当日はかなり賑わいます。



そんな夏祭りを仕切るのがその年の地区長と呼ばれる町内の子ども会の保護者代表です。



この夏祭り、かーなーりー大変ですが、わくぼさんは自分が地区長をしたあとも毎年その年の地区長を陰ながら支えてくれる頼もしくも優しい方です。



私が地区長だったときも何から何まで相談に乗ってくれて、炎天下に準備中倒れてしまった情けない私の代わりにせっせと細かい作業を進めてくれて。



夏祭り以外でも誰に対しても陰日なたなく親身に接する人です。



わくぼさんがどんな方かこれで大体おわかり頂けたかと。



さて、本題。





今日、わくぼさんから電話がありました。



「お礼が言いたくて」と。







約1年前、あるお仕事の依頼が私のところにありました。



子ども達と本をつなぐようなお仕事で、とても魅力的なお仕事でしたが、そのとき私は別の仕事で一点集中すべきときでした。私がムリなら、どなたか紹介してほしいと言われました。

私はすぐにわくぼさんが頭に思い浮かびました。彼女は突然の話で驚いていましたが、一晩よくよくご主人とも相談して引き受けてくれました。

後日、お仕事を持ってきた方からも「tiotioさん、いい人を紹介してくれて本当にありがとう。」とお礼を言われました。





今日の、わくぼさんからの電話は、1年の任期が終わったことの報告とお礼の電話でした。



「この1年間、むしろ自分が毎日子ども達に癒されに行ってるようなものだった。本当に子どもはみんないい子ばかり。色々な環境のせいでやんちゃをしてしまう事や意地悪をしてしまう子もいるけれど、でも根は優しくてみんな素直でいい子。自分がこんなに子どもが好きだとは自分でも思わなかった。4月からも子どもに関わる仕事をしたいって強く思う。自分で自分はこんな仕事をしたいって思ったのは生まれて初めて。本当にこの1年いい経験をさせてもらえた。だから自分にこの話を持ってきてくれたtiotioさんに本当に感謝してる。」



私は、こみあげてくるものがありました。

このお仕事はきっと彼女にぴったりだと感じた直感は大正解だったんだ!いつも私ばかり彼女を頼りにしていたから、なんだかすごく嬉しかったです。



私は、彼女の普段を知っているから彼女に是非このお仕事を紹介したいと思いました。真心で何事にも取り組んでいる彼女が自分で引き寄せた縁なんですが、それでお礼を言われた私は「こんなによろこんでもらえて私の方こそ感動しちゃう」です。

こんな幸福感はお金では買えないだろうな。

















2011/02/23

巨男の話


先日6年生のクラスに読み聞かせに行きました。



6年生にとっては最後の読み聞かせでしたので何の本を読もうかちょっと悩みました。



そして私に選ばれた本は「巨男(おおおとこ)の話」
















by 新美南吉

心優しい巨男が、白鳥と都へ向かいます。

この白鳥、本当は都のお姫様なのです。

巨男の母親である魔女の魔法で白鳥にされてしまったのです。

この魔法をとくには、白鳥が涙を流さないといけません。

巨男は、都への道中、なんとか白鳥に涙を流させようと思って、たたいたりつねったりしますが、白鳥は悲しそうな顔をするだけで決して泣きません。

そしてじっと巨男のそばを離れません。

巨男は白鳥がかわいそうでたまりません。

都に着いた巨男は困り果ててしまいます。


ネタバレ

とうとう巨男は白鳥に、自分にこんなになついている白鳥なら、自分が死んでしまったら泣くに違いないと決心し、塔から落ちて死んでしまいます。


白鳥は泣きに泣きます。

そしてお姫様の姿にもどった彼女は言います。

「私はいつまでも白鳥でいて、巨男の背中にとまっていたかった。」

もう、滂沱の涙です。

担任の先生が、「tiotioさん!その本貸して下さい!」


と追いかけてきました。


お貸ししました。


ポチャオ君の本読みカードの余白に、びっしりと感想を書いてらっしゃいました。


先生、とっても心に残ったらしく、

ポチャオ君の話によると、

図工の時間に彫刻刀でみんな作業してたら

「そうか〜白鳥は巨男が好きやったがやね〜」

などと子どもたちの作業を見回りながら、しみじみとひとりごちていたそうです。


先輩の感想は、他に方法が無かったんだろうかと、かわいそうで仕方がないそうです。


新美南吉すばらしい。





2011/02/17

カティンの森


会員になっているショップがなんとレンタル1本50円という、映画人がきいたら相当へこんでしまうような破格のキャンペーンをしていまして、借りて観ました。



カティンの森事件を描いた作品です。


「カティンの森」
















第二次世界大戦中、ポーランドは西からはドイツに攻められ、東からはソ連に攻められ、すっかり占領されてしまいます。


ポーランド人将校のアンジェイはソ連軍の収容所へ送られます。妻と幼い一人娘を残して。

西から攻めたドイツ軍が、少し前までソ連が占領していたカティン近郊で、ソ連軍が埋めたポーランド人将校の何千(何万?)という虐殺された遺体を発見します。

ドイツはこの事件を大々的にとりあげポーランドからソ連を追い出すのに利用しようとしますが、ソ連はこれをドイツ軍の仕業と主張します。当時ポーランド情勢はソ連に傾倒していたため、世論はドイツ首謀説が優勢となります。

(というか、ソ連の仕業とうすうすわかっていても口外できないんですね)

そんなとき、アンジェイの生還を待ち望む妻のアンナの元に、彼はもう帰らぬ人となった知らせが届きます。失意の中、それでも強く生きるアンナの元に夫アンジェイが死の際まで詳細をつづった手帳が届けられます。

そこに書かれていた真実のカティンの森での出来事が、淡々と映像で流れます。

戦慄のラストです。


「灰とダイヤモンド」のアンジェイ・ワイダ監督、執念の一作です。


アンジェイ・ワイダ監督自身も父親をカティンの森事件で失っています。

父を失って以来、来る日も来る日も父の帰還を待ちわびた家族の気持ちが

痛い程伝わってきます。



ラストで機械的に人が殺されて行くシーンは本当にこわかったです。



ホラー映画とかとは全然違う、ありえん怖さです。





2011/02/06

霞んでみえる

テレビでインドの大金持ちの新居が紹介されていました。



それはムンバイにあり、27階建て。



1階〜6階は所有する168台の車の駐車場だそうです。



住んでいるのは家族5人だけですが、



従業員は600人以上いるとか。



気になる内部の映像は非公開ですが、



完成披露パーティーに参加した人の話によると、



「ベルサイユ宮殿も霞んでみえる」とのことでした。





ほほーと私がうなっていると、



ポチャオ君「え!ベルサイユ宮殿ってどこにあるが?」





「フランス」



「えええ!!!それってすごいね。」



・・・ん?



「ベルサイユ宮殿が霞んでみえるんやろ?」



・・・やはり勘違いなさっている。



「あのね、ポチャオ君、霞んでみえるとは、見劣りするという意味で、この場合実際に霞んでみえる訳ではないのよ。」



「なんだ。」









2011/02/03

似てる・・・と思う

♪なぜ〜なぜ〜あな〜たは〜きれ〜いに〜なり〜たいの〜♪



を歌ってた頃の玉置浩二さんと



現在大活躍中のサッカーの香川真司さん


似てると思うんだけど、今のところ私と同じ意見の方が周りにいません。




じゃあ、せんだみつおと槙原寛己はどう?



じゃあ、



いえ、私のブログが炎上しても困りますので



もうやめます。



もっと聞きたい方は高知へ是非お越し下さい。

2011/01/30

音読してみました。

最近は、ポチャオ君の道場に同行できる余裕もでてきました。



先日、道場の後ろに



「音読」



勝たんと

一筋に思ふも病なり



兵法をつかわんと

一筋に思ふも病なり



何事も

心の一筋にとどまりたるを病とするなり





兵法家伝書 柳生宗炬





意味はわからなくてもよい。






と書かれていました。



こんな言葉に小さいうちから馴染ませてもらえて、君たちは幸せだねえ。

とまたまた師範に感謝しました。



2011/01/26

にんげんだもの〜

先日の日曜日、小学校で文化祭ちっくな催しがありました。



先輩がポチャオ君の付き添いで学校に行きました。



帰宅後、先輩「今日、音楽室でいい言葉が書いてたで」



しみじみ〜と言いました。本当にその言葉に感動したようでした。



ポチャオ君「ああ、音楽の先生、せんだみつお好きやき」



「へー、じゃあ、その言葉って、せんだみつおの言葉なん?」



「多分そうやで」



・・・・あれ?





「ん?」



「もしかして、相田みつを?」



「ああ、そのひとそのひと」